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ジョー・ボール
ジョー・ボール(Joseph D. (Joe) Ball、1896年1月7日 - 1938年9月23日)は、アメリカ合衆国の連続殺人者である。しばしば「アリゲーター・マン」(''The Alligator Man'')、「エレメンドルフの屠殺者」(''Butcher of Elmendorf'')、「南テキサスの青ひげ」(''Bluebeard of South Texas'')などと呼ばれた。この人物については、長い間実在が疑問視されていたが、テキサスの民間伝承の中でおなじみのものとなっている。 == 前半生 == 第1次世界大戦においてヨーロッパ戦線で最前線に従軍した後、密造酒の違法販売に関わるようになった。禁酒令が失効した後、故郷でもあるエルメンドルフの街で「ソーシャブル・イン」(Sociable Inn)という名の酒場を開いた。ボールは酒場の敷地内に池を作って、そこに5頭のアリゲーターを飼い、見物代を徴収していた。アリゲーターの給餌の時間には、よく生きた犬猫を池に投げ込んでいて、とりわけそれを呼び物としていた〔The Wacky World Of Murder:Joe Ball 2010年11月19日閲覧。 〕。 ボールは、このアリゲーター5頭の面倒をよくみていた。あるとき、近隣の住人が腐肉の悪臭について苦情を申し立てたとき、彼は銃を持ち出してこの住人を脅しつけ、「これはワニどもの餌で、必要なんだ」と説明した〔Joe Ball and His Alligator Pond About.com 2010年11月19日閲覧。 〕。彼の犯した殺人事件が露見する数年前から、ボールが彼の酒場に勤めていたウエイトレスたちをアリゲーターの餌にしているという冗談がよく言われていた〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジョー・ボール」の詳細全文を読む
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