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ジンベエザメ(甚平鮫、英: Whale shark、 学名: ''Rhincodon typus'')は、テンジクザメ目ジンベエザメ科に属する唯一のサメ。ジンベイザメとも。サメや軟骨魚類としてのみならず、すべての魚の中で現生最大の種である(「生物に関する世界一の一覧#魚類」「1 E1 m」も参照)。 世界中の熱帯・亜熱帯・温帯の表層海域に広く分布する。動きは緩慢であり、基本的には人にとって危険性の低いサメである。 == 呼称 == 属名はギリシア語の「rhincos (snout、muzzle、鼻づら、口吻)」と「odous (tooth、歯)」を語源とするラテン語による合成語。 和名(標準和名)「ジンベエザメ」は、体にある模様が着物の甚兵衛(じんべえ)・甚平(じんべい)に似ていることから名づけられたとされる。 日本各地の方言による呼称は「いびすさが」(茨城県)、「じんべ」(茨城県)、「えびすざめ」(千葉県、神奈川県、静岡県)、「じんべえ」(千葉県)、「じんべい」(福井県)、「さめ」(高知県)、「くじらぶか」(鹿児島県)、「みずさば」(沖縄県)などがある。 英語 (ホエール・シャーク)を始め、ドイツ語 Walhai (ヴァールハイ; Wal (鯨) + Hai (鮫))、フランス語 requin baleine (ルカン・バレーヌ; requin (鮫) + baleine (鯨))、イタリア語 squalo balena (スクアーロ・バレーナ; squalo (鮫) + balena (鯨))、中国語では「鯨鯊」など、多くの言語で「鯨鮫」を意味する名を持つ。台湾語では、その肉の味から「豆腐鯊」の異名がある。 ベトナムではジンベエザメやクジラ類のことを cá ông (カー・オン)と呼んで古くから信仰対象としてきた。「魚」を意味する cá に「おじいさん」を意味する ông (漢語「翁」に由来し、年長男性への尊称としても使われる)を修飾語として添えており、言わば「Sir fish〔英語版による。〕」「魚じい」とでもいうべき語感のある言葉である。'' (ホエール・シャーク)を始め、ドイツ語 Walhai (ヴァールハイ; Wal (鯨) + Hai (鮫))、フランス語 requin baleine (ルカン・バレーヌ; requin (鮫) + baleine (鯨))、イタリア語 squalo balena (スクアーロ・バレーナ; squalo (鮫) + balena (鯨))、中国語では「鯨鯊」など、多くの言語で「鯨鮫」を意味する名を持つ。台湾語では、その肉の味から「豆腐鯊」の異名がある。 ベトナムではジンベエザメやクジラ類のことを cá ông (カー・オン)と呼んで古くから信仰対象としてきた。「魚」を意味する cá に「おじいさん」を意味する ông (漢語「翁」に由来し、年長男性への尊称としても使われる)を修飾語として添えており、言わば「Sir fish〔英語版による。〕」「魚じい」とでもいうべき語感のある言葉である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジンベエザメ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Whale shark 」があります。 スポンサード リンク
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