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スイス国鉄HGe100形電気機関車 : ウィキペディア日本語版 | スイス国鉄HGe100形電気機関車[すいすこくてつ] スイス国鉄HGe100形電気機関車(スイスこくてつHGe100がたでんききかんしゃ)は、スイスのスイス連邦鉄道(Schweizerische Bundesbahnen(SBB)、スイス国鉄)の1m軌間の路線であるブリューニック線で使用された山岳鉄道用ラック式電気機関車である。なお、本機はスイス国鉄の称号改正によりHGe100形となったものであるが、現車は廃車となるまで当初形式のHGe4/4I形のままであった。 == 概要 == スイス国鉄の唯一の1m軌間の路線であるブリューニック線〔2005年にルツェルン-シュタンス-エンゲルベルク鉄道(Luzern-Stans-Engelberg-Bahn(LSE))と統合してツェントラル鉄道(Zentralbahn(ZB))となっている〕は1941-42年の電化後は16両のDeh4/6形荷物電車〔1941年当初はFhe4/6形、後に称号改正によりDhe4/6→Deh4/6→Deh120形となる〕が列車を牽引していたが、本機は輸送量の増加に伴ってより強力な機関車が必要となったために1953年にHGe4/4I形として2両が製造されたラック式の電気機関車で、車体、機械部分、台車の製造をSLM〔Schweizerische Lokomotiv- und Maschinenfablik, Winterthur〕、電機部分、主電動機の製造をBBC〔Brown, Boveri & Cie, Baden〕とMFO〔Maschinenfabrik Oerlikon, Zürich〕が担当し、高圧タップ切換制御により1時間定格出力1700kW、牽引力137/186kN(粘着区間/ラック区間)を発揮する強力機で、最大勾配120パーミルで120tの列車を30km/hで牽引可能な性能を持つ。なお、それぞれの機番とSLM機番、製造年、機体名は下記のとおりである。 *1991 - 4078 - 1953年10月12日 - Meiringen *1992 - 4079 - 1953年9月22日 - Giswil
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