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スイ族(‐ぞく;水族;ピン音:''Shǔizú'')は中華人民共和国貴州省、広西チワン族自治区からベトナムにかけて住む少数民族。自称は「アイ・スイ」(「水辺の人」の意)。 タイ・カダイ語族の中でもタイ祖語の形を最も保存しているといわれるを話す。漢字を逆転したような表意文字の水書(ル・スイ)という固有文字を持つが語彙は少なく、日常的には使われず、宗教活動などで限定的に使用されるに留まる。 百越にが混血した集団であると考えられ、漢族から「水家」「水家苗」と呼ばれる。平地の少ない貴州の川沿いで水稲耕作を主とする。 現在の居住地域に定着したのは宋代に入ってからであり、今日は貴州省黔南プイ族ミャオ族自治州三都スイ族自治県を中心として約40万人が居住する(2000年)。 他民族との交流が古くから盛んで、特に漢族との接触により中国語を使う若者が増え、スイ語を話さなくなった地域もある。 女性の鮮やかな青い民族衣装、銅鼓、11月の端節の祭りでの競馬、歌垣などが特徴。 姓は「廖」「潘」「呉」などが多く、「蒙」と名乗る貴族に統治されていた。 == 中国におけるスイ族の自治地域 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スイ族」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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