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スウェディッシュ・デスメタル : ウィキペディア日本語版 | スウェディッシュ・デスメタル
スウェディッシュ・デスメタル()はスウェーデンで発生したデスメタルシーンの呼称。多くのスウェディッシュ・デスメタルバンドはメロディック・デスメタルムーヴメントと関係している。スウェーデンのデスメタルシーンはパンクロックに由来しているところがアメリカのシーンとは異なる点である。ノルウェーはブラックメタルシーンが、ヨーテボリは巨大なメロディック・デスメタルシーンが隆盛をほこっていることで知られている一方で、ストックホルムはより混じり気のないデスメタルシーンが存在することで著名である。 == 歴史 ==
===黎明期=== アメリカのシーンとは違い、スウェーデンのシーンではパンクロックの影響が強い。特に、D-Beatやハードコアの影響は顕著である〔Ekeroth, p. 18.〕〔Hoare, p. 29.〕。また、後のブラックメタルシーンに多大な影響を与えたバソリーはスウェーデンのエクストリームメタルシーンを語る上で欠かせない存在である〔Ekeroth, p. 27.〕。1990年代初頭、ヨーテボリとストックホルムに二つのデスメタルシーンが誕生した。スウェディッシュ・デスメタルの第一波と呼ばれるバンドにはCarnageとNihilistがいる。この二つのバンドは後にエントゥームド、ディスメンバー、アンリーシュドに発展することとなる。こういったバンドの多くはサンライト・スタジオ(プロデューサーはトマス・スコッグスベリ)特有の"チリチリとした"ギターサウンドを有していた。このサウンドはギターをダウンチューニングし(大抵1音半下げ。それ以上下げることもある。)、フルテンにしたBoss HM-2 Heavy Metalというエフェクターにつないで出す。Boss DS-1 Distortionペダルを通したギターを組み合わせることもあった。このサウンドを作り出したのはNihilistのギタリストLeffe Cuznerである。この独特のギター・サウンドはその後年月を経て改良されていくことになる〔Ekeroth, chapter 3, "The Birth of Swedish Death Metal", pp. 54–86.〕。"オールド・スクール"なスウェディッシュ・デスメタルの形式をとる若手のバンドにはブラッドバス、ペイガナイザーとRepugnantなどがいる〔Ekeroth, p. 274.〕。
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