|
スウェーデンの国旗()には、青地に金のスカンディナヴィア十字が描かれている。金十字旗とも呼ばれる。 このデザインと色使いは1442年に制定されたスウェーデンの国章に由来するものであると考えられている。この国章では、青字が金色のクロスパティーで4つに区切られており、デンマークの国旗に倣ったものであるとされる。ただし、青と黄色の色使い自体は、少なくとも1275年に制定されたスウェーデン王・マグヌス3世の王室の紋章で既に使われている。この国旗に使われた色については、青は澄んだ空、金はキリスト教・自由・独立を表すとも言われる。 == 詳細 == === 国旗及び市民旗 === 国旗及び市民旗の形状は全体が5:8又は10:16の長方形で、その中に水平方向には5:2:9、縦方向には4:2:4で、青・金・青の配色がなされている。軍旗及び軍艦旗は三ツ尾となっており、全体の縦横比は1:2。縦方向の色遣いの比率は国旗と同様である。また水平方向については、5:2:5:8で青・金・青・三ツ尾の比率となる。同デザインのやや小サイズのものが軍艦用国籍旗(艦首旗)としても用いられる。国旗で使われる色は、ナチュラル・カラー・システムに基づいて公式に定められており、金色がNCS 0580-Y10R、青色がNCS 4055-R95Bとなっている〔''Förordning 1983 nr. 826 med riktlinjer för färgnyanserna i Sveriges flagga.''〕。また、この国旗を正方形にカットしたものが市民用海上旗(商船旗)として用いられることもある。スウェーデンの法律では、スウェーデンのペナントのデザインは定まっていないが、色遣いはこれらの旗に準じたものにすることを推奨している〔Sveriges flagga The Swedish State Herald, official website〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スウェーデンの国旗」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Flag of Sweden 」があります。 スポンサード リンク
|