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スタンリー・クラーク(Stanley Clarke、1951年6月30日 - )は、アメリカ合衆国のペンシルベニア州フィラデルフィア出身ベーシスト、作曲家、音楽家である。 ==略歴== 1972年に、チック・コリアらとリターン・トゥ・フォーエヴァーを結成、1970年代フュージョン・バンドの代表的存在の一つとして活躍。1972年に''Children of Forever''でアルバムデビュー。1973年よりアレンビック社製のエレクトリックベースをメインの楽器として使うようになる。1974年によりセルフ・タイトル・アルバムをリリース。ドラムスにトニー・ウィリアムス、ギターにビル・コナーズ、そしてキーボードにヤン・ハマーという簡素ながら、強力なメンバーによって作成されている。1975年には''Journey to Love''(旧邦題『慈愛への旅路』)をリリース。ギタリストのジェフ・ベックが"Hello Jeff""Journey to Love"に参加〔Journey to Love - Stanley Clarke | AllMusic - Review by Daniel Gioffre〕。また、後年コンビを組むこととなるキーボーディストのジョージ・デュークも参加している。 1979年、ローリング・ストーンズのキース・リチャーズとロン・ウッドが結成したサイド・プロジェクト、ニュー・バーバリアンズのメンバーとなり、ローリング・ストーンズがトロントで行ったチャリティ・コンサートでオープニング・アクトを務めた後、ニュー・バーバリアンズとしてのアメリカ・ツアーも行った。 ジョージ・デュークとのユニット"Clarke/Duke Project"で、3枚のアルバム(1981、1983、1990)を発表している〔。 1994年よりアル・ディ・メオラ、ジャン=リュック・ポンティと共に結成したアコースティック・トリオでライヴ活動を行い、1995年にはこのトリオによるアルバム''The Rite of Strings''を発表した。 2006年に、ロサンゼルス公演のライブ・アルバムがリリースされている。 2007年にはヘッズ・アップに移り、''The Toys of Men''を発表、翌2008年にはマーカス・ミラー、ヴィクター・ウッテンと組み、3人のベーシストのユニット"S.M.V."による企画アルバム、「Thunder」を発表。 2009年には上原ひろみ、レニー・ホワイトと組んでスタンリー・クラーク・トリオとして''Jazz in the Garden''を発表。2010年にはラスラン・シロタ、ロナルド・ブルーナーJr、上原ひろみ(ゲスト)と組んでスタンリー・クラーク・バンドとして活動し、アルバム''The Stanley Clarke Band''をリリースして、同作は第53回グラミー賞で最優秀コンテンポラリー・ジャズ・アルバム賞を受賞した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スタンリー・クラーク」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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