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スタートレックオンライン : ウィキペディア日本語版
Star Trek Online(スタートレック・オンライン)は、SFドラマ『スタートレック』を原作とするMMORPG。開発・運営はアメリカの販売はATARI。なお2011年5月にATARIがCryptic Studiosを売却した事によりAtari sells Star Trek Online maker Cryptic Studios to Perfect World Chinese Company Buying Star Trek Online Developer Cryptic For $50M 、2012年1月からはこれを買い取ったPerfect World Entertainmentが運営している。エンターテインメントソフトウェアレイティング委員会でのレイティングは「T」(13歳以上対象)。なお特に注記の無い限り、年月日の記述はPSTを基準とする。== 概要 ==2004年9月に制作発表が行われ、当初はが開発を担当、マイケル・オクダなども参加して2009年初頭にサービスを開始する予定であったがPerpetual Puts Launch Title On Hold To Focus On Star Trek Online 、契約上のトラブルからPerpetual Entertainmentはプロジェクトを脱退し、その後2008年にCryptic StudiosがPerpetual Entertainmentで開発中だったデータの一部を譲渡され開発を引き継いだCryptic Confirmed As New Developer for Star Trek Online 。制作発表から5年半を経た2010年2月1日にようやく正式サービスが開始された。現在のサービス地域は、北米・カナダ・フランス・ドイツだが、日本などその他の地域からもゲームに参加することは可能。初めプレイヤーは惑星連邦宇宙艦隊の艦長としてゲームを開始し、レベル5になるとクリンゴン帝国防衛軍側でプレイするキャラクターを作成出来るようになる。なお、キャラクタークラスとしてTactical(戦術士官)・Tecnology(技術士官)・Science(科学士官)を選択でき、これにより各種スキルだけでなくシナリオ選択肢にも幅が生じる。プレイヤーの階級が上がる毎に搭乗可能な宇宙船の種類が増えていき、これらの宇宙船には自由に船名と登録番号を設定出来、外観・装備などのカスタマイズも可能。またプレイヤーキャラクターの外見(制服や階級章など)や個人装備などもカスタマイズ可能である。様々なスキルを持ったブリッジ士官(NPC)を、艦種毎に定められた人数だけ配置する事が出来る。プレイヤーが移動可能な艦内施設はブリッジのみだったが、2010年7月27日のシーズン2アップデートより、作戦室・居住区(艦長私室・医療室・ラウンジバー)・機関部(機関室・科学ラボ・転送室)が追加された。ゲームのメインとなる戦闘は宇宙戦と地上戦があり、地上戦はTPS、宇宙戦はフライトシミュレーションに近い。なおプレイヤーに課されるミッション(クエスト)の中には、戦闘を伴わないものもある。U.S.S.カークやU.S.S.マッコイなど原作シリーズの代表的な登場人物の名を冠した船が登場する。またマイルズ・オブライエンの息子キラヨシ・オブライエン、トム・パリスとベラナ・トレスの娘ミラル・パリス、サマンサ・ワイルドマンの娘ナオミ・ワイルドマンなど原作シリーズの若い世代の人物も登場する。スポックが『スター・トレック』の時空へ去った後の元の時空(『宇宙大作戦』から続く従来シリーズの世界)はどうなったのかを描くというコンセプトに基づきStar Trek Timelines – An Official Graphic 、メインシナリオは『ネメシス/S.T.X』や『Star Trek:Countdown』の直接の続編として作られておりStar Trek Online - Future Past Part 1 Star Trek Online - Future Past Part 2 、ストーリーミッションは原作シリーズのエピソードと関連したものが多く、ドラマや映画で放置されていた伏線の回収も試みられている。また映像作品のみならず、小説などのシリーズ作品の内容も包括しているSTO公式サイトの質疑応答コーナー(2008年8月25日付)で、ゲームデザイン主任のアル・リベラ(通称"Captain Geko")は「(『スタートレック』の)"canon"(正史)はTVシリーズと映画だが、このゲームも正史に沿うように作っている」、「時には"soft canon"(正史で否定されていない範囲の小説やコミックの内容)も取り入れていくつもりだ」と語っている(Cryptic - August 25, 2008@Star Trek Online Official Site より)。。また『スター・トレック』及びその前日談である『Star Trek:Countdown』とは制作会社同士が協力した姉妹作品的な関係にあり、本作のオープニングムービーの冒頭が『Star Trek:Countdown』のダイジェストであったりStar Trek Online - Opening Cinematic 、『Star Trek:Countdown』でデータ大佐がU.S.S.エンタープライズE艦長時代に着ていた制服のデザインが本作の基本制服として採用されていたりSTO Update: First Cyrptic/IDW Synergy + New ‘Kobayashi Challenge’ + more と、関連性を持たせる仕掛けが随所に見られる。なお本作におけるオリジナル要素はCBSの許諾・監修を受けた上で実装されており、例えばU.S.S.エンタープライズFのクルー構成はCBSの意向が反映されているDev Diary: Design the Next Enterprise 。ゲーム情報サイト「Massively」の企画にて47.6%という得票率で2位以下に大差をつけ「Best Launch of 2010」を受賞したのを初め10部門中5冠を達成、2010年にアメリカでサービスが開始されたMMOの中で最も高い評価を得たMassively's 2010 Player's Choice Awards results 。また映画・ドラマ・ゲームのノベライズやスピンオフノベルのコンテスト「2014 Scribe Awards」(Comic-Con International内のイベント)に、本作のリードシナリオライターであるクリスティン・トンプソンによるU.S.S.エンタープライズFをメインにしたスピンオフショートノベル『Mirror Image(Part1、Part2)』(『Star Trek Magazine』
Star Trek Online(スタートレック・オンライン)は、SFドラマ『スタートレック』を原作とするMMORPG。開発・運営はアメリカの販売はATARI。なお2011年5月にATARIがCryptic Studiosを売却した事により〔Atari sells Star Trek Online maker Cryptic Studios to Perfect World 〕〔Chinese Company Buying Star Trek Online Developer Cryptic For $50M 〕、2012年1月からはこれを買い取ったPerfect World Entertainmentが運営している。エンターテインメントソフトウェアレイティング委員会でのレイティングは「T」(13歳以上対象)。なお特に注記の無い限り、年月日の記述はPSTを基準とする。
== 概要 ==
2004年9月に制作発表が行われ、当初はが開発を担当、マイケル・オクダなども参加して2009年初頭にサービスを開始する予定であったが〔Perpetual Puts Launch Title On Hold To Focus On Star Trek Online 〕、契約上のトラブルからPerpetual Entertainmentはプロジェクトを脱退し、その後2008年にCryptic StudiosがPerpetual Entertainmentで開発中だったデータの一部を譲渡され開発を引き継いだ〔Cryptic Confirmed As New Developer for Star Trek Online 〕。制作発表から5年半を経た2010年2月1日にようやく正式サービスが開始された。現在のサービス地域は、北米・カナダ・フランス・ドイツだが、日本などその他の地域からもゲームに参加することは可能。
初めプレイヤーは惑星連邦宇宙艦隊の艦長としてゲームを開始し、レベル5になるとクリンゴン帝国防衛軍側でプレイするキャラクターを作成出来るようになる。なお、キャラクタークラスとしてTactical(戦術士官)・Tecnology(技術士官)・Science(科学士官)を選択でき、これにより各種スキルだけでなくシナリオ選択肢にも幅が生じる。
プレイヤーの階級が上がる毎に搭乗可能な宇宙船の種類が増えていき、これらの宇宙船には自由に船名と登録番号を設定出来、外観・装備などのカスタマイズも可能。またプレイヤーキャラクターの外見(制服や階級章など)や個人装備などもカスタマイズ可能である。様々なスキルを持ったブリッジ士官(NPC)を、艦種毎に定められた人数だけ配置する事が出来る。
プレイヤーが移動可能な艦内施設はブリッジのみだったが、2010年7月27日のシーズン2アップデートより、作戦室・居住区(艦長私室・医療室・ラウンジバー)・機関部(機関室・科学ラボ・転送室)が追加された。
ゲームのメインとなる戦闘は宇宙戦と地上戦があり、地上戦はTPS、宇宙戦はフライトシミュレーションに近い。なおプレイヤーに課されるミッション(クエスト)の中には、戦闘を伴わないものもある。
U.S.S.カークやU.S.S.マッコイなど原作シリーズの代表的な登場人物の名を冠した船が登場する。またマイルズ・オブライエンの息子キラヨシ・オブライエン、トム・パリスベラナ・トレスの娘ミラル・パリス、サマンサ・ワイルドマンの娘ナオミ・ワイルドマンなど原作シリーズの若い世代の人物も登場する。
スポックが『スター・トレック』の時空へ去った後の元の時空(『宇宙大作戦』から続く従来シリーズの世界)はどうなったのかを描くというコンセプトに基づき〔Star Trek Timelines – An Official Graphic 〕、メインシナリオは『ネメシス/S.T.X』や『Star Trek:Countdown』の直接の続編として作られており〔Star Trek Online - Future Past Part 1 〕〔Star Trek Online - Future Past Part 2 〕、ストーリーミッションは原作シリーズのエピソードと関連したものが多く、ドラマや映画で放置されていた伏線の回収も試みられている。また映像作品のみならず、小説などのシリーズ作品の内容も包括している〔STO公式サイトの質疑応答コーナー(2008年8月25日付)で、ゲームデザイン主任のアル・リベラ(通称"Captain Geko")は「(『スタートレック』の)"canon"(正史)はTVシリーズと映画だが、このゲームも正史に沿うように作っている」、「時には"soft canon"(正史で否定されていない範囲の小説やコミックの内容)も取り入れていくつもりだ」と語っている(Cryptic - August 25, 2008@Star Trek Online Official Site より)。〕。また『スター・トレック』及びその前日談である『Star Trek:Countdown』とは制作会社同士が協力した姉妹作品的な関係にあり、本作のオープニングムービーの冒頭が『Star Trek:Countdown』のダイジェストであったり〔Star Trek Online - Opening Cinematic 〕、『Star Trek:Countdown』でデータ大佐がU.S.S.エンタープライズE艦長時代に着ていた制服のデザインが本作の基本制服として採用されていたり〔STO Update: First Cyrptic/IDW Synergy + New ‘Kobayashi Challenge’ + more 〕と、関連性を持たせる仕掛けが随所に見られる。なお本作におけるオリジナル要素はCBSの許諾・監修を受けた上で実装されており、例えばU.S.S.エンタープライズFのクルー構成はCBSの意向が反映されている〔Dev Diary: Design the Next Enterprise 〕。
ゲーム情報サイト「Massively」の企画にて47.6%という得票率で2位以下に大差をつけ「Best Launch of 2010」を受賞したのを初め10部門中5冠を達成、2010年にアメリカでサービスが開始されたMMOの中で最も高い評価を得た〔Massively's 2010 Player's Choice Awards results 〕。また映画・ドラマ・ゲームのノベライズやスピンオフノベルのコンテスト「2014 Scribe Awards」(Comic-Con International内のイベント)に、本作のリードシナリオライターであるクリスティン・トンプソンによるU.S.S.エンタープライズFをメインにしたスピンオフショートノベル『Mirror Image(Part1、Part2)』(『Star Trek Magazine』#44と#45に掲載)がノミネートされた〔2014 Scribe Award Nominees 〕。
2013年5月21日、新エキスパンション「Legacy of Romulus」が追加され、ロミュラス人でのプレイが可能となった(詳細は後述)他、多くの要素が追加された。
2014年9月1日、10月実装予定の「Delta Rising」で使用可能となる新規宇宙船8種類と各種新規アイテム類を詰め合わせた有償の追加パック「Delta Rising - Operations Pack」の先行予約販売が開始された(期間限定価格$124.99)。
2015年2月27日に本作に初期から関わり続けてきたレナード・ニモイが死去した事を受け同日中に本作の製作総指揮であるスティーブン・リコッサが公式サイトに追悼コメントを発表、同年3月5日にはゲーム中のバルカン星の地上マップなどにミスター・スポックの記念碑が設置された〔Leonard Nimoy (1931-2015) 〕〔Leonard Nimoy Memorials 〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「Star Trek Online(スタートレック・オンライン)は、SFドラマ『スタートレック』を原作とするMMORPG。開発・運営はアメリカの販売はATARI。なお2011年5月にATARIがCryptic Studiosを売却した事によりAtari sells Star Trek Online maker Cryptic Studios to Perfect World Chinese Company Buying Star Trek Online Developer Cryptic For $50M 、2012年1月からはこれを買い取ったPerfect World Entertainmentが運営している。エンターテインメントソフトウェアレイティング委員会でのレイティングは「T」(13歳以上対象)。なお特に注記の無い限り、年月日の記述はPSTを基準とする。== 概要 ==2004年9月に制作発表が行われ、当初はが開発を担当、マイケル・オクダなども参加して2009年初頭にサービスを開始する予定であったがPerpetual Puts Launch Title On Hold To Focus On Star Trek Online 、契約上のトラブルからPerpetual Entertainmentはプロジェクトを脱退し、その後2008年にCryptic StudiosがPerpetual Entertainmentで開発中だったデータの一部を譲渡され開発を引き継いだCryptic Confirmed As New Developer for Star Trek Online 。制作発表から5年半を経た2010年2月1日にようやく正式サービスが開始された。現在のサービス地域は、北米・カナダ・フランス・ドイツだが、日本などその他の地域からもゲームに参加することは可能。初めプレイヤーは惑星連邦宇宙艦隊の艦長としてゲームを開始し、レベル5になるとクリンゴン帝国防衛軍側でプレイするキャラクターを作成出来るようになる。なお、キャラクタークラスとしてTactical(戦術士官)・Tecnology(技術士官)・Science(科学士官)を選択でき、これにより各種スキルだけでなくシナリオ選択肢にも幅が生じる。プレイヤーの階級が上がる毎に搭乗可能な宇宙船の種類が増えていき、これらの宇宙船には自由に船名と登録番号を設定出来、外観・装備などのカスタマイズも可能。またプレイヤーキャラクターの外見(制服や階級章など)や個人装備などもカスタマイズ可能である。様々なスキルを持ったブリッジ士官(NPC)を、艦種毎に定められた人数だけ配置する事が出来る。プレイヤーが移動可能な艦内施設はブリッジのみだったが、2010年7月27日のシーズン2アップデートより、作戦室・居住区(艦長私室・医療室・ラウンジバー)・機関部(機関室・科学ラボ・転送室)が追加された。ゲームのメインとなる戦闘は宇宙戦と地上戦があり、地上戦はTPS、宇宙戦はフライトシミュレーションに近い。なおプレイヤーに課されるミッション(クエスト)の中には、戦闘を伴わないものもある。U.S.S.カークやU.S.S.マッコイなど原作シリーズの代表的な登場人物の名を冠した船が登場する。またマイルズ・オブライエンの息子キラヨシ・オブライエン、トム・パリスとベラナ・トレスの娘ミラル・パリス、サマンサ・ワイルドマンの娘ナオミ・ワイルドマンなど原作シリーズの若い世代の人物も登場する。スポックが『スター・トレック』の時空へ去った後の元の時空(『宇宙大作戦』から続く従来シリーズの世界)はどうなったのかを描くというコンセプトに基づきStar Trek Timelines – An Official Graphic 、メインシナリオは『ネメシス/S.T.X』や『Star Trek:Countdown』の直接の続編として作られておりStar Trek Online - Future Past Part 1 Star Trek Online - Future Past Part 2 、ストーリーミッションは原作シリーズのエピソードと関連したものが多く、ドラマや映画で放置されていた伏線の回収も試みられている。また映像作品のみならず、小説などのシリーズ作品の内容も包括しているSTO公式サイトの質疑応答コーナー(2008年8月25日付)で、ゲームデザイン主任のアル・リベラ(通称"Captain Geko")は「(『スタートレック』の)"canon"(正史)はTVシリーズと映画だが、このゲームも正史に沿うように作っている」、「時には"soft canon"(正史で否定されていない範囲の小説やコミックの内容)も取り入れていくつもりだ」と語っている(Cryptic - August 25, 2008@Star Trek Online Official Site より)。。また『スター・トレック』及びその前日談である『Star Trek:Countdown』とは制作会社同士が協力した姉妹作品的な関係にあり、本作のオープニングムービーの冒頭が『Star Trek:Countdown』のダイジェストであったりStar Trek Online - Opening Cinematic 、『Star Trek:Countdown』でデータ大佐がU.S.S.エンタープライズE艦長時代に着ていた制服のデザインが本作の基本制服として採用されていたりSTO Update: First Cyrptic/IDW Synergy + New ‘Kobayashi Challenge’ + more と、関連性を持たせる仕掛けが随所に見られる。なお本作におけるオリジナル要素はCBSの許諾・監修を受けた上で実装されており、例えばU.S.S.エンタープライズFのクルー構成はCBSの意向が反映されているDev Diary: Design the Next Enterprise 。ゲーム情報サイト「Massively」の企画にて47.6%という得票率で2位以下に大差をつけ「Best Launch of 2010」を受賞したのを初め10部門中5冠を達成、2010年にアメリカでサービスが開始されたMMOの中で最も高い評価を得たMassively's 2010 Player's Choice Awards results 。また映画・ドラマ・ゲームのノベライズやスピンオフノベルのコンテスト「2014 Scribe Awards」(Comic-Con International内のイベント)に、本作のリードシナリオライターであるクリスティン・トンプソンによるU.S.S.エンタープライズFをメインにしたスピンオフショートノベル『Mirror Image(Part1、Part2)』(『Star Trek Magazine』」の詳細全文を読む



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