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スチル写真(スチルしゃしん、)、もしくは、単にスチル()とは、動きのない写真のことである。通常、ある一瞬を1枚の画像に撮影したものであるが、長時間露出や連続写真もスチルである。 スチルに対して、動きのある映画はシネ ()、シネマ ()、ムービー () とよばれる。 特に機材の話題であれば、スチルとシネと呼ぶことが一般的。例えば、三脚の雲台は、スチル用雲台とシネ用雲台がある。パン棒(パンハンドル)の長さや形状も異なるが、もっとも異なる部分は、スチル用雲台なら縦画面・横画面を切り換えられる点(いわゆる3way)。シネ用雲台は縦画面に切り換えられる必要がない(2way)。 ==スチルとスチール== 英語での発音は (スティル)であり、自然な音訳はスティルまたはスチルとなる。 しかしスチールと音訳することもあり、以下の国語辞典はスチールを項目としている。 ;スチルなし :『新明解国語辞典 第6版』(三省堂)、『日本国語大辞典 第2版』(小学館)、『日本語大辞典 第2版』(講談社)、『大辞泉』(小学館) ;スチルは空項目でスチールへ参照 :『広辞苑 第5版』(岩波書店)、『デジタル大辞泉(大辞泉オンライン版)』(小学館)〔スチル 、デジタル大辞泉、コトバンク〕、『大辞林 第2版』(三省堂)〔スチル Excite辞書〕 また以下の英和辞典は の訳語にスチールを使っている。 ;訳語にスチールのみ :『リーダーズ英和辞典 初版』(研究社)、『プログレッシブ英和中辞典 第4版』(小学館)〔still コトバンク〕、『新英和中辞典 第6版』(研究社)〔still Excite辞書〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スチル写真」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Still life photography 」があります。 スポンサード リンク
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