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スティーブ・ベイカー : ウィキペディア日本語版
スティーブ・ベイカー

スティーブ・ベイカー(''Steve Baker''、1952年9月5日 - )は、アメリカ合衆国ワシントン州ベリンハム出身の元オートバイレーサー。1977年のフォーミュラ750世界選手権チャンピオンであると同時に、アメリカ人として初めてオートバイの世界タイトルを獲得したライダーでもある〔Steve Baker - Motorcycle Hall of Fame 〕。
== 略歴 ==
パシフィックノースウエスト(北アメリカの太平洋沿岸地域)でダートトラックからレースキャリアを始めたベイカーは、やがてロードレースに転向し、3度カナダ国内選手権のチャンピオンとなった〔。
最も好成績を残したのは、ヤマハファクトリーのサポートを受けた。この年、デイトナ200に勝利した後でヨーロッパに渡り、フォーミュラ750世界選手権のタイトルを獲得すると同時に、ロードレース世界選手権500ccクラスではバリー・シーンに次ぐランキング2位を得る〔Formula 750 world champions 〕〔Steve Baker - The Official MotoGP Website 〕。
しかしにはヤマハを放出されてしまい、スズキのサポートを受けながらプライベーターとして選手権を戦ったが、この年のシーズン終了後、カナダのモスポート・インターナショナル・レースウェイでの事故によって腕と左足に重傷を負ってしまう〔。結局この怪我により、ベイカーはレース活動からの引退を決意した。
引退後は故郷のベリンハムでオートバイディーラーを経営している〔。1999年にはAMAモーターサイクル殿堂入りを果たした〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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