翻訳と辞書
Words near each other
・ スティーヴン・グリーンリーフ
・ スティーヴン・グレアム
・ スティーヴン・グレイ
・ スティーヴン・グローヴァー
・ スティーヴン・グールド
・ スティーヴン・グールド (小惑星)
・ スティーヴン・ケンドリック
・ スティーヴン・ゲイトリー
・ スティーヴン・コトキン
・ スティーヴン・コリンズ
スティーヴン・コルバート
・ スティーヴン・コルベア
・ スティーヴン・コルベール
・ スティーヴン・コワセヴィッチ
・ スティーヴン・コヴァセヴィチ
・ スティーヴン・コーエン
・ スティーヴン・コーエン (ロシア研究者)
・ スティーヴン・コーカー
・ スティーヴン・コールドウェル
・ スティーヴン・コール・クリーネ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

スティーヴン・コルバート : ウィキペディア日本語版
スティーヴン・コルベア

ステファン・ティロン・コルベア(Stephen Tyrone Colbert、1964年5月13日 - )はアメリカ合衆国出身のコメディアン、俳優、作家。その皮肉たっぷりのスタイルで知られている〔「皮肉は知恵を装っていますが、知恵から最も遠くにあるものです。なぜなら皮肉屋は何一つとして学びません。皮肉は自ら課した盲目であり、世界を拒絶するものです。傷ついたり失望したりするのを恐れているだけです」(タル・ベン・シャハー『次の2つから生きたい人生を選びなさい』(大和書房)p.196に紹介)。〕。3度エミー賞を受賞している。また2006年にはタイム・マガジンの「最も影響力のある人物100人」の一人に選ばれた。造語「ウィキアリティ」の考案者として知られる〔''Colbert's America: Satire and Democracy'' by Sophia A. McClennen, p.5〕。
== 経歴 ==
コルベアはワシントンDCで生まれ、サウスカロライナ州で育った。彼の家庭はアイルランド系カトリックで、コルベアは11人兄弟の末っ子であった。父親は Medical University of South Carolinaの学務部長であった。しかし1974年、コルベアが10歳のときに父と二人の兄が飛行機事故(:en:Eastern Air Lines Flight 212)で亡くなってしまう。その後、母と共に引っ越したコルベアは、変化に適応するのが難しく、友人を作ることもあまりなかったという。そんな彼はSFやファンタジー小説、特にJ・R・R・トールキンの熱烈なファンとなる。また、RPGダンジョンズ&ドラゴンズにも熱中した。
その後、チャールストンにある米国聖公会系のPorter-Gaud Schoolに通い、いくつかの学校劇に出演。若いころは海洋学を学びたいと思っていたが、しかし、鼓膜にダメージを負ったことで、スキューバ・ダイビングやそれに類する事柄が出来なくなってしまった。コルベアはヴァージニア州のハムデン=シドニー大学に入学、哲学を学びながら学生劇に参加。次第に演劇への興味が大きくなり、2年後にノースウェスタン大学に転校し、即興劇団に参加するようになる。卒業後、即興劇団のセカンド・シティに参加。
元々俳優になるべく学んでいたが、大学在学中に、即興コメディ・グループのセカンド・シティの演出家であったデル・クローズと知り合い、即興演劇に興味を持つようになった。コルベアのプロとしての初舞台は、シカゴのセカンド・シティの舞台で、スティーヴ・カレルの代役を務めた時であった。当時の劇団員には、後にコメディ・ショー Exit 57で高い評価を得るポール・ディネロやエイミー・セダリスなどがいた。
また、コメディ番組『ダナ・カービー・ショー』で脚本・出演を果たし、次にポール・ディネロやエイミー・セダリスと共に『ストレンジャー・ウィズ・キャンディ』(Strangers with Candy)を製作した。彼はこの番組で、カミングアウトしていないゲイの歴史教師Chuck Nobletを演じて注目される。また、コメディ・セントラルのパロディ番組『ザ・デイリー・ショー』で演じた記者役も有名である。
2005年に『ザ・デイリー・ショー』を去り、スピンオフ作品の『ザ・コルベア・レポー』(The Colbert Report)に出演。このシリーズのスタイルは『ザ・デイリー・ショー』と同じで、特にビル・オライリーのニュース番組『ザ・オライリー・ファクター』のような、パーソナリティ中心の意見番組のパロディを主としている。『ザ・コルベア・レポー』はエミー賞にノミネートされ、またコルベアが2006年にホワイトハウスの記者クラブの晩餐会に招かれたことで、コメディ・セントラルでも最高視聴率を誇る番組となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「スティーヴン・コルベア」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Stephen Colbert 」があります。



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.