|
7人の悪魔超人(しちにんのあくまちょうじん)は、ゆでたまごの漫画『キン肉マン』に登場するキャラクター、 * バッファローマン * ステカセキング * ブラックホール * ミスター・カーメン * ザ・魔雲天 * アトランティス * スプリングマン の7人を指す総称。「7人の悪魔超人編」において、主人公・キン肉マンと相対する初めての明確な敵として登場した超人たちである。なお、青リンクのキャラクターについては、それぞれの項目を参照。 媒体によってプロフィールが異なるキャラクターもいるため、その場合は併記する。 == 概要 == 初登場は7人の悪魔超人編「地獄から来た7人の巻」。あまりの残虐ファイトゆえに超人オリンピック参加を禁止されていた超人たち。その試合は相手が息絶えるまで続くとされ、その姿は悪魔そのものといわれる。超人オリンピックV2チャンピオンとなったキン肉マン、およびキン肉マンの仲間であるアイドル超人と戦う。 その正体は大魔王サタンに魂を売り渡し、サタンの意志通りに動く悪魔超人の尖兵である。彼らの上に悪魔六騎士、悪魔将軍がいる。ヒラの悪魔ではあるが、バッファローマンを中心として格上の六騎士たちに負けないプライドを持つ独立部隊として機能している。 作者のゆでたまごによると、敵と分かるような読者からの超人応募が多かったことと〔ゆでたまご「ゆでたまご先生のキン肉トーク」『キン肉マン超人大全』集英社〈ジャンプコミックスセレクション〉、1998年7月22日、ISBN 978-4-8342-1677-6、42頁。 〕、キン肉マン周辺のキャラクターが固まってきたため、団体戦を行うための明確な敵として悪魔超人の登場を決定。当時の担当編集者・松井栄元との打ち合わせで7人と決めたものの、その人選はシリーズ開始後もまだ決まっておらず、当初は別の超人〔プリプリマン、ミスターアメリカン、アーム・ストロング、クモのコチラス、フラッシャーバルーン、ミリオン・ヘルなど。〕が登場していたり、デザインが異なる超人もいた。現在においても「今さら直す気も起こらない」という理由で、あえてそのままにしているという〔ゆでたまご「これがゆで流創作術!キン肉マン―運命の選択肢― 〜7人の悪魔超人編〜」『キン肉マン 7人の悪魔超人編 (1)』集英社〈ジャンプリミックス ワイド版〉、2005年8月27日、ISBN 978-4-08-109025-9、318-319頁。〕。松井栄元は、7人の悪魔超人編は『伊賀の影丸』を意識していると語っている〔格闘カルチャー読本『BIG FIGHT 01』、スコラマガジン、95頁。〕。 『キン肉マン』初期のアメリカ遠征編では小学生の読者に馴染みの無いアメリカを舞台にしたことが人気が落ちた要因となったため、その反省を活かして7人の悪魔超人編では試合会場を日本国内限定にし、大反響を得る結果となった〔ゆでたまご・嶋田隆司「第一章 火事場のアイデア力」『火事場の仕事力』ワニブックス、2012年4月25日、ISBN 978-4-8470-6531-6、40-42頁。〕。その中でも特にアトランティスとロビンマスクの試合会場である不忍池の評判が良かったという〔。また、ザ・魔雲天との闘いでテリーマンが奇跡的に生還した回は『キン肉マン』の『週刊少年ジャンプ』連載上において初めて読者アンケートで1位を獲得した〔ゆでたまご(嶋田隆司、中井義則)「連載打ち切りの危機 〜念願の人気1位を獲得〜」『生たまご ゆでたまごのキン肉マン青春録』エンターブレイン、2009年7月1日、ISBN 978-4-7577-5005-0、204-205頁。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「7人の悪魔超人」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|