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ステープ・トゥアクスパン : ウィキペディア日本語版
ステープ・トゥアクスパン

ステープ・トゥアクスパン(、、1949年7月7日 - )は、タイ王国政治家。元副首相人民代表院下院)議員(10期)。
==概要==
1949年生まれ。タイ南部のスラートターニー県出身。チェンマイ大学政治学部を卒業後、アメリカに留学し、ミドルテネシー州立大学政治学修士を取得した。帰国後、村長(ガムナン)であった父親の後継候補として、26歳のときに村長選に出馬し当選した。
1979年下院選にタイ民主党から立候補し初当選した。その後、下院選に9回連続当選し、農相1986年-1988年1992年-1994年)、運輸相1997年-2000年)などを歴任する。2005年から民主党幹事長に就任し、2011年まで務めた。2008年からアピシット・ウェーチャチーワ政権で、治安担当の副首相に就任した。
アピシット政権では、国内の政治的混乱による国民の不満を外にそらすため、強烈な国粋主義民族主義にもとづく露骨な強硬外交を掲げ、2011年領土問題を抱えるカンボジアの攻撃を強行し、住民を巻き込んだ武力紛争を引き起こした。この紛争により、双方の兵士や住民ら30人近くが死亡し、100人以上が負傷した。
また、政権への批判は国王への反逆とみなし、国家警察国軍などを動員して厳重な統制を行った。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ステープ・トゥアクスパン」の詳細全文を読む



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