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ストウブ : ウィキペディア日本語版
ストウブ

ストウブstaub)はフランスアルザス地方の調理器具メーカー。黒い厚手の「ピコ・ココット」が有名。蓋の裏に付いているピコ(突起)が、素材から出る蒸気を再び水滴化し、ふっくらしっとり仕上げる仕組みを特徴とする。
ストウブはよくル・クルーゼと対比される。どちらもフランス製の鋳物ホーロー鍋。ル・クルーゼが女性好みのカラフルでおしゃれな鍋とすると、ストウブはシェフの愛好家が多く、機能重視で、男性的デザインという違いがある。
== ヒストリー ==
1974年、フランスの誇る三ツ星シェフのポール・ボキューズらとの共同開発で生まれた。当初プロ向けに開発され、多くのレストランで利用されてきた。現在では、ヨーロッパをはじめ、日本韓国アメリカなど世界50カ国に輸出され、一般の家庭でも広く愛用されている。鋳物ホーローウェアが有名だが、セラミックもある。
* 1974年 ストウブ社創業者フランシス・ストウブと有名シェフ達により最初のココット・ストウブ(現在のピコ・ココット)が考案される。
* 1988年 ココット・ストウブのエマイユ加工工場獲得のため、ロッシュ・ラ・モリエール(サンテティエンヌ近郊)のノマール社を傘下に入れる。
* 1991年 セラミック製品の製造と流通のため、陶器の町として有名なスフレンハイムのセラミック・キュリネール・ドゥ・フランス社を傘下に入れる。
* 2001年 カリフォルニアロングビーチにストウブUSA設立。
* 2002年 ココット・ストウブの生産とエマイユ加工向上のため、フランコ・ベルジュ社を傘下に入れる。
* 2004年 日本上陸
* 2008年 ツヴィリング・J.A.・ヘンケルスグループとなる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ストウブ」の詳細全文を読む



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