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ストライカーパックシステム (''Striker Pack System'') は、テレビアニメ『機動戦士ガンダムSEED』、その他関連作品に登場する架空の武装換装システム。 == 概要 == ストライカーパックは、地球連合軍が開発したモビルスーツ (MS) 用の換装型パーツで、高機動戦闘・対艦攻撃・近接戦・砲撃戦など特定のコンセプトに沿った武器やスラスター、各種機器などの装備を複合したものである。専用のプラグを持つMSに、状況に見合ったストライカーパックを装備する事で、どの様な用途・状況に対しても能力の高い機体として臨む事が可能となっている。また、専用バッテリーも内蔵されており、パックの追加装備によるMSの稼働時間の短縮を防ぎ、使い方によっては本体への追加バッテリーとして機能する。 プラグが専用規格化されており、換装機能を持つ機体でも規格に適合しなければ運用できない。例えばストライクダガーは同形状のプラグを持つものの、大量生産優先のために運用機能が排除されており、固定のためのアタッチメントとしてしか機能しない。そのため、基本的に運用可能な機体は連合製のものに限られる。しかし言い換えれば規格が合えば装着可能であり、ザフトやオーブなどの国家に限らず、一部企業や秘密組織などが入手したシステムを組み込んだ機体を開発したり、既存機を改造して組み込むなどして運用している。 当初はバックパック部、両肩部、両腕部の計5か所のマウントプラグのうち、何か所かを利用して装備していた。しかし機体の高性能化が進むにつれ、両肩部はスラスターなど別のパーツが装着されていたり、プラグを持たないMSが多くなっており、パックの肩パーツは使用できなくなってきた。これを受けてストライカーパック自体もバックパックのみ、あるいはバックパックと両腕部のみのプラグで装備できるよう路線変更を行っている。 ストライカーパックシステムを初めとしたパーツ換装システム搭載MSは、ユニウス条約によるMSの保有制限もありC.E.73頃にもっとも栄えたが、バスターダガーやNダガーNに見られるように、換装システムでは局地戦に対応しきれない事態も発生していた。特にエースパイロットには、I.W.S.P.の様な統合パーツやそれを固定化したデスティニーなどの外部装備なしでも多彩な武装が備えられ、どの戦闘距離においても敵機を圧倒できる万能機の方が好まれている。またシステム上、個々の機体用にそれぞれの換装パーツをストックしておく必要があり、その保管・換装施設も必要になることから、連合軍以外では同じ換装パーツを大量投入しにくい面もある。ユニウス条約の実質無効化以後、資源が少なく、バックアップ体制の整えにくいザフトでは、次期主力にザクウォーリアと同じウィザードシステムを採用したドムトルーパーではなく、単体でも完成された機体として機能する汎用機グフイグナイテッドとアッシュやバビなどの局地戦用MSを採用している。連合軍でも、ウィンダムでナチュラルの操縦できるMSも一つの到達点に達したこともあり、次期主力には、ザムザザーに代表される陽電子リフレクター搭載の大型MAが選ばれている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ストライカーパック」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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