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ストライサンド効果[すとらいさんどこうか]
ストライサンド効果()は、ある情報を隠蔽したり除去しようとしたりする努力が、かえってその情報を広い範囲に拡散させてしまう結果をもたらす現象をいい、インターネット・ミーム(インターネット上の流行語)となっている。 == 概要 == 「ストライサンド効果」という用語は、アメリカ合衆国の歌手・女優でエンターテイメント界の大物、バーブラ・ストライサンドに由来する。 2003年、彼女は自分の邸宅が写っていたネット上の画像の公開を差し止めようとして裁判を起こしたが、かえって世間の関心を集める結果になってしまった。 同様のことは、大企業などからユーザなどへの警告状(cease-and-desist letter)の発信、DVDビデオの暗号解除コード(違法素数)の公表差し止め警告、ファイルやWebサイトなどに対する削除要求の際にも起こる。これらの情報が隠蔽されたり公開差し止めとなったりする代わりに、かえってその情報に対するネット上やメディアの関心が高まり、ミラーサイトやファイル共有ソフトなどで情報が際限なく拡散することになる〔Canton, David. "Today's Business Law: Attempt to suppress can backfire" , ''London Free Press'', November 5, 2005. Retrieved July 21, 2007. The "Streisand effect" is what happens when someone tries to suppress something and the opposite occurs. The act of suppressing it raises the profile, making it much more well known than it ever would have been".〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ストライサンド効果」の詳細全文を読む
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