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『ストリートコア』(Streetcore)は、ジョー・ストラマー&ザ・メスカレロスが2003年に発表した3作目のスタジオ・アルバム。ストラマーは本作が完成する前の2002年12月22日に死去しており、遺作として発表された。 == 背景 == ストラマーとザ・メスカレロスは、2002年2月にロンドンの2KHZスタジオでジャム・セッションを行い、曲作りを開始した〔日本盤CD(EICP 284)ライナーノーツ(クリス・サレウィッツ、2003年7月)〕。また、「ロング・シャドー」とボブ・マーリーのカヴァー「リデンプション・ソング」は4月にリック・ルービンの自宅でレコーディングされており〔、ルービンは「リデンプション・ソング」のプロデュースと演奏に参加した。「ロング・シャドー」はジョニー・キャッシュと共演したこともあるスモーキー・ホーメルがストラマーと共作・共演した曲で、元々はキャッシュに提供するために作られた〔。「リデンプション・ソング」は、キャッシュとストラマーが共演した音源も存在し、キャッシュの名義で発売されたボックス・セット『Unearthed』(2003年)に収録された。 「シルヴァー・アンド・ゴールド」は、ボビー・チャールズが「ビフォア・アイ・グロウ・トゥー・オールド」というタイトルで発表した曲を改題したカヴァーで〔Streetcore - Joe Strummer, Joe Strummer & the Mescaleros : AllMusic - Review by Thom Jurek〕、この曲は前作『グローバル・ア・ゴー・ゴー』のレコーディングが行われていた2000年10月に録音されたものである〔日本盤CD(EICP 284)ライナーノーツ(日高正博)〕。 2002年12月にはウェールズのロックフィールド・スタジオでレコーディングを続けるが、同月にストラマーが死去。ザ・メスカレロスのメンバーであるマーティン・スラットリーとスコット・シールズは、ストラマーが残したメモを元にして本作を完成させた〔。 本作は日本で先行発売され〔日本盤初回CD(EICP 284)帯〕、日本盤CDにはライヴ音源4曲がボーナス・トラックとして追加収録された。イギリスでは、これら4曲は2003年10月3日にシングルCD「コマ・ガール」のカップリング曲として発表された〔Coma Girl CD1 : Amazon.co.uk: Music 〕〔Coma Girl CD2: Amazon.co.uk: Music 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ストリートコア」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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