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ストロー : ウィキペディア日本語版
ストロー

ストロー()は、飲み物などを飲む際に用いられる器具〔『料理食材大事典』主婦の友社 p.441 1996年〕。コップなどの容器に入った飲料を飲む際に用いられる細い筒状の道具であり、飲料水に挿したストローの先端を吸うことで、コップを持って傾けたり、直接口をコップに付けたりせずに飲料水を口に運ぶ事が出来る。
ポリプロピレンなどのプラスチックで作られる場合が多く、紙製あるいはプラスチック製の袋に封入されている製品もある。市販されている小型の紙パック入りの飲料ではストローがプラスチック製の袋に封入された上で商品に付属されている場合が多い。
== 名称と歴史 ==
元々、ストローの原材料は麦の穂を切り取った残りの麦稈(ばっかん)すなわち麦わら () そのものが利用されていたためこの名前で呼ばれる。普通の麦わらと区別するには と呼ぶ。
日本でも1950年代後半ごろまでは喫茶店やカフェで麦わらが使われており、紙封入りの麦わらを、冷えた飲み物のコップに付着した水滴を利用して縦に貼り付け、ウエートレスが席へ運ぶ姿が見られたものである。日本で麦を裏作として栽培しなくなり、より低価格で調達できるものが登場するにつれ、その原材料がプラスチックへと変遷してきたが、麦わらを模した中空の形状や用法は変わっていない事から現在でも変わらぬその名で呼ばれ続けている。「ストローハット」の語も本来は麦藁帽子を指すが、現代では多種多様な素材が存在し、総じて形状からストローハットと呼ばれているように本来の意味が曖昧になっている。
なお、調理用語において「ストロー」とは麦わら程度の太さに切ることを指す(ストローポテトなど)〔。またストローの「吸い上げる」という意味合いから、交通機関の発達により人口が移動し偏る現象はストロー現象と呼ばれている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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