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ストークスの法則 : ウィキペディア日本語版
ストークスの式[すとーくすのしき]

ストークスの式(ストークスのしき、)とは主に小さな粒子流体中を沈降する際の終端速度を表す次の式である。
:v_\mathrm = \frac
ただし
:''v''s :終端速度 もしくは
:''D''p :粒子径 もしくは
p :粒子の密度 もしくは
f :流体の密度 もしくは
:''g'' :重力加速度 もしくは
:η:流体の粘度 もしくは
である。
終端速度とは粒子に上向きの力を及ぼす抵抗力および浮力と下向きの重力とが釣り合ったときの速度であり、粒子が一度その速度に達すると、その後は速度は変化せず一定になる。実際には微粒子が流体中を落下するときは落ち始めてほんの数秒(緩和時間)後に終端速度に達するが、大きな粒子の場合は終端速度に達するまでにより時間がかかる。
== 仮定 ==
ストークスの式を適用するには以下の条件が必要である。
* 粒子は球形であること。
* 次式で定義されるレイノルズ数''Re'' が 2 より小さいこと。
:: Re=\frac
大きな粒子や不定形粒子では以上の仮定が成り立たず、流体から受ける抵抗力も若干のずれを生じる。そのため比較的大きい粒子に対してはアレンの式やニュートンの式を適用したほうがよい場合もある(詳細は終端速度を参照)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ストークスの式」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Stokes' law 」があります。



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