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スバル・トレジア : ウィキペディア日本語版
スバル・トレジア

トレジア(''TREZIA'')は、トヨタ自動車が製造し、スバルブランドを展開する富士重工業が販売するコンパクトトールワゴン。2代目ラクティス姉妹車OEM)〔トヨタ、新型「ラクティス」発売 高さは低く・幅は広く - asahi.com 2010年11月22日〕であり、3代目ヴィッツをベースとする。
== 概要 ==
富士重は2008年4月にトヨタとその傘下のダイハツ工業との間における提携関係を締結〔トヨタ・ダイハツ・富士重、開発・生産における新たな協力関係に合意 - 富士重工業ニュースリリース、2008年4月10日〕。トレジアはそのアライアンスの成果であり、ダイハツが製造し同社が発売しているクーのOEM車種であるデックスに続き、登録車のOEM第2弾として投入された。また、日本国内市場のみならず、欧州市場にもジャスティ(初代ブーンのOEM。同じく初代パッソの姉妹モデル)と入れ替わりに順次投入されている。なお、スバルの普通乗用車では2016年1月現在、唯一の5ナンバー登録車である。
これまでダイハツからOEMを受けてきた車種〔上記クーのほか、軽自動車のアトレーカスタム(スバル名ディアスワゴン)、タントエグゼ(同ルクラ)、ムーヴ(同ステラ)、ミライース(同プレオプラス)の供給を受けている。〕と異なり、開発段階からスバルの技術者を送り込み、商品化してきたため〔富士重が新型コンパクトカー「スバル トレジア」発売、トヨタ・ラクティス兄弟車 - 日経トレンディネット2010年11月30日〕、デックス以上にスバル独自の路線が強調され、バンパーやグリルのみならず、ボンネット、フロントフェンダー、ヘッドライト、リヤガーニッシュ(鍍金仕上げ)、リヤコンビネーションレンズにも専用品が与えられる。生産はベースのラクティス同様、当初は関東自動車工業岩手工場が担当していたが、同工場で生産されるアクアの増産に対応するため2012年5月より同社東富士工場(同年7月よりトヨタ自動車東日本東富士工場に改称)に移管した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「スバル・トレジア」の詳細全文を読む



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