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別府八湯温泉道(べっぷはっとうおんせんどう)は、大分県別府市で開催されている別府八湯等の温泉を巡る体験型イベントである。参加者は温泉施設を巡って88ヶ所のスタンプを集め、温泉道名人の認定を目指す。 == 概要 == 大分県別府市には別府八湯と呼ばれる8つの温泉を中心に約2,300の源泉があり、日本一の源泉数と湧出量を誇る〔大分)初代「泉王名人」誕生 別府温泉88ヵ所66巡 朝日新聞デジタル、2014年12月22日〕。2001年(平成13年)に始まった温泉道は、別府市等の約150ヶ所の共同温泉、市営温泉、外湯、旅館やホテルの立ち寄り湯などを巡る体験型イベントである。イベントに参加している温泉施設は、公式サイトや毎年発行される別府八湯温泉本で確認することができる。 参加者は、入湯した施設で、スタンプ帳のスパポートに押印するか、携帯電話のケータイ温泉道@別府で合い言葉を入力して登録するかのいずれかの方法でスタンプを収集する。入湯してスタンプを収集した施設の数に応じて8ヶ所ごとに初段から10段の段位が与えられ、88ヶ所を巡ると温泉道名人に認定される〔。名人に認定されると、ひょうたん温泉にある温泉名人の殿堂に肖像写真が飾られ、毎年春の別府八湯温泉まつりでは1年間に新たに認定された名人が表彰される。2015年6月14日現在で、名人は6,074人。 また、88湯巡りを繰り返しを達成した者には、以下の称号が授与される。 * 11巡 - 永世名人 * 22巡 - 名誉名人 * 33巡 - 永世名誉名人 * 44巡 - 王位名人 * 55巡 - 永世王位名人 * 66巡 - 泉王名人 * 77巡 - 永世泉王名人 * 88巡 - 泉聖 これらは達成者が出るたびに上位の称号が新設されてきたが、競争が激化したこともあり、2015年5月15日に88巡達成に対して新設された泉聖を究極の位として、以後は上位の称号は設けないことになっている〔温泉巡り:称号競争が過熱 ついに究極の位が決定 毎日新聞、2015年6月14日〕。 また、女性限定企画の別府八湯美人温泉道〔別府八湯 女性限定“温泉道”がスタート 大分合同新聞、2014年10月12日〕〔大分・別府で女性限定温泉巡り 産経ニュース、2015年3月23日〕や、子供向けの24ヶ所を巡ると「温泉ちゃんぴょん」に認定する子供向けスタンプラリーも行われている〔別府温泉24カ所巡りに挑戦 子供向けスタンプラリー 産経ニュース、2014年10月18日〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「別府八湯温泉道」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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