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スピッツ (犬)
スピッツ()は、口吻がとがり、耳が立ったイヌの系統である〔藤田りか子『最新 世界の犬種大図鑑』誠文堂新光社、2015年、203ページ。〕。スピッツ(シュピッツ)とはドイツ語で「鋭利な、尖った」という意味である。国際畜犬連盟の犬の分類では、第5グループ「原始的な犬・スピッツ」に含まれる。日本語では特に日本スピッツを単に「スピッツ」と呼ぶことが多い〔。 遺伝子研究の成果により、シベリアン・ハスキーや柴犬、チャウチャウ等のスピッツの一部は、よりオオカミに近い形質を残す、原始的な犬と考えられている〔。日本の在来犬種はすべてスピッツ系である。一方、おなじくスピッツや原始的な犬に分類されている犬でも、ジャーマン・スピッツやイビザン・ハウンド等のヨーロッパ原産の犬種や、ファラオ・ハウンド等は、より家畜化が進んだ犬種で、牧羊犬に近いという〔。なお、ジャーマン・シェパード・ドッグ等、立ち耳で尖ったマズルを持っていても、スピッツとは呼ばれない犬種もある〔。 ==脚注==
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スピッツ (犬)」の詳細全文を読む
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