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スピン多重度 : ウィキペディア日本語版
多重度[たじゅうど]
量子化学における多重度(たじゅうど、)は、スピン角運動量を''S''としたとき、''2S+1''で定義される。
多重度は、スピン角運動量の向きのみが異なる複数の縮退した量子状態波動関数)を区別するために使われている。
多重度は、不対電子スピンの量の定量化である。多重度はフントの規則の結果である。
スピン角運動量Sは、S = Σmsあるいはより単純に S = (不対電子の数)/2である。
全ての電子が対になっている場合はS = 0であり、多重度は2(0) + 1 = 1である。この場合は一重項(singlet)と呼ばれる。分子が1個の不対電子を有している場合は、S = +1/2であり、多重度は2S + 1 = 2(二重項、doublet)である。不対電子が2個の場合は同様に三重項(triplet)である。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「多重度」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Multiplicity (chemistry) 」があります。



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