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スピードカー・シリーズ()は、2008年に発足し2009年までの2シーズン開催されていたモータースポーツのカテゴリー。 == 概要 == 基本的にはストックカーによるワンメイクレースで、「元F1ドライバーらによる激しいバトル」を売りにしているという点で、かつて行われていたグランプリマスターズに近いシリーズコンセプトを持つ。レースは1イベント2レース制で、2レース目のスタート順は1レース目の上位10台が逆に並ぶリバースグリッドとなる。この種のレースとしては異例の高額賞金も売りで、賞金総額は300万ドル、シリーズチャンピオンには60万ドルが与えられる。 エンジンはV型8気筒・6リッターの自然吸気で、公称620馬力という高出力なものを使用する。ただ初年度は与えられた車によって性能のばらつきが大きかったようで、片山右京は「毎レーススロットル系のトラブルが出た」などと不満を述べている〔http://car.biglobe.ne.jp/other/ukyo/u20080516.html〕。 初年度の2008シーズンは、全てGP2アジアシリーズとの併催で行われ、ジョニー・ハーバートが初代シリーズチャンピオンに輝いた。 2008 - 2009シーズン以降は、GP2以外にF1との併催も予定されており、2008年の日本グランプリでもサポートレースとして開催される予定であったが〔2008年 F1日本グランプリのレースおよびイベントの概要について 〕、「技術的な問題」(主催者発表による)から日本グランプリでのレース開催は中止された〔2008 F1日本グランプリサポートレースの変更について 〕。 2008 - 2009シーズンをもって終了した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スピードカー・シリーズ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Speedcar Series 」があります。 スポンサード リンク
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