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スフィンゴミエリン[すふぃんごみえりん]
スフィンゴミエリン (Sphingomyelin, SPH) は、スフィンゴ脂質の一種である。動物の細胞膜中に存在しており、特に神経細胞の軸索を膜状に覆うミエリン鞘の構成成分としてよく知られている。ヒトにおいては、体内に存在するスフィンゴ脂質全体量のうちの85%近くがスフィンゴミエリンである。 なお、スフィンゴミエリン分子は一般的にホスホリルコリンとセラミドから構成される。 == 構成 == ヒトにおいてはグリセロール由来でない唯一の膜リン脂質である。 スフィンゴミエリンは、全てのスフィンゴ脂質と同様にセラミド(スフィンゴシンが脂肪酸とアミド結合した)構造を持ち、これに加えて親水性の頭部としてホスホコリンもしくはホスホエタノールアミンを1つ持つ。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スフィンゴミエリン」の詳細全文を読む
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