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スプリングフィールドM1863 : ウィキペディア日本語版
スプリングフィールドM1863[すぷりんぐふぃーるどえむ1863]

スプリングフィールドM1863(英:Springfield Model 1863)は、1863年から1865年にかけてスプリングフィールド造兵廠で製造された58口径(14.7 mm)のマスケットライフル銃
==概要==
M1863は、スプリングフィールドM1861のマイナーチェンジモデルである。このため、しばしばM1861のバリエーションのひとつと分類されることがある。M1861は、全てのバリエーションを含めて70万丁が製造され、南北戦争で最も多く使用された小銃であった。M1863はスプリングフィールド造兵廠で製造された、最後の前装式小銃である。
M1863には2つのバリエーションがあった。タイプ I はバンド・スプリングを廃止し、楕円形のクランプ・バンドを持つ平らな銃身バンドを採用した。また、新型の槊杖、焼入れしたロック、新型の撃鉄、再設計したボルスター(雷管チャンバー)も採用された。これらの改良のうちのいくつかはコルト社が製造したM1861である、「コルト・スペシャル」に基づくものであった。1863年に273,265丁のタイプ I が製造された。
タイプ II はしばしばM1864と呼ばれることがあるが、通常はM1863のバリエーションとみなされる。タイプ IIでは、固い楕円バンドに代わって再びバンドスプリングが採用され、3リーフ式の照準器を1リーフ式に改めた、1864年から1865年にかけて255,040丁のタイプ II が製造された。
南北戦争終了前に、前装式の小銃は時代遅れで廃棄すべきとみなされた。南北戦争後、多くのM1863が後装式の「トラップドア・スプリングフィールド」に改造された。前装式の発射速度は毎分3-4発であるが、後装式にしたことにより毎分8-10発に向上した。M1863を後装式に改造するための費用は$5程度であり、新たに小銃を製造する費用は$20であった。従って、改造M1863はアメリカ軍にとって大きなコスト削減となった。

File:Rifledmuskets.jpg|スプリングフィールドM1863とエンフィールド銃
File:Rifled musket actions.jpg|スプリングフィールドとエンフィールドの作動部分
File:Minie Balls.jpg|ミニエー弾


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「スプリングフィールドM1863」の詳細全文を読む



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