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スプートニク2号[すぷーとにく2ごう]
スプートニク2号(スプートニク2ごう、露:)は、ソビエト連邦が1957年11月3日に打ち上げた人工衛星・宇宙船。イヌを乗せており、世界初の宇宙船となったものである。この成功により有人宇宙船の可能性が開けるものとなった。 == 設計 == 1957年10月4日打ち上げのスプートニク1号に続くスプートニク計画における2つめの機体である。衛星の本体は円錐形で、質量はスプートニク1号より大幅に重い508kgに達した。船内には「ライカ」という名のイヌが乗せられていた。この他にもガイガーカウンターや2台の光度計などの計測器も搭載していた。 スプートニク2号はライカを乗せるために宇宙船として気密が保てるようになっており、内部に生命維持装置を備えていた。地上への帰還は当初より考慮されず、大気圏に再突入し安全に着陸するための装備はなかった。計画では打ち上げ10日後に酸素が尽きてライカは死ぬだろうと考えられていた〔Sputnik 2 NASA NSSDC〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スプートニク2号」の詳細全文を読む
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