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スペースランナーJP : ウィキペディア日本語版
日産ディーゼル・スペースランナーJP[にっさんでぃーぜるすぺーすらんなーじぇいぴー]

スペースランナーJP(SPACERUNNER JP)は、日産ディーゼル工業(現「UDトラックス」)が製造・販売していた普通型路線用バスである。
== シリーズの概要 ==
1992年、在来からの中型車JM系のシャーシ(車台)及びボディを延長し、日本初の中型断面10.5m級ボディを持つ路線型低床バスとして誕生した。当初はベースモデルの関係からボディメーカーは西日本車体工業(西工)のみとされ、床構造はワンステップタイプであった。
1994年に型式認定・量産化された後、1999年には空気バネ(エアサス)仕様ワンステップ車とノンステップ車(エアサスのみ、改造扱い)が追加設定され、都市路線向け低床バスの新たな標準モデルとしての地位を確立したU-JP211NTNからは、日産ディーゼルの標準車体の18型E(8E)も発売開始された。その設計思想は国内他社の車両開発にも大きな影響を与え、後に日野HR系三菱ふそうMK系からも10.5mボディのノンステップ車を生み出させるまでに至っている。
2004年のモデルチェンジでリーフサス車の生産は打ち切られ、エアサス車のPK-JP360NAN型1型式(ノンステップ/ワンステップ)のみになった。その翌年には路線仕様車のブランド統一に伴い、スペースランナーJPの愛称が与えられている。
新短期規制車(PK-)は日野自動車からエンジンの供給を受けていたほか、三菱ふそうトラック・バスと日産ディーゼル工業の業務提携開始に伴い、新長期規制車(PDG-)からは三菱ふそうのエンジンを搭載し、また三菱ふそうへ完成車がOEM供給される。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「日産ディーゼル・スペースランナーJP」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Nissan Diesel Space Runner JP 」があります。



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