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『スペース・カウボーイ』(原題:''Space Cowboys'')は、2000年にワーナー・ブラザーズで製作されたアメリカ映画。クリント・イーストウッド主演・監督・製作〔1998年に往年の宇宙飛行士ジョン・ハーシェル・グレンが宇宙に再挑戦するという快挙があった。〕。 == あらすじ == 1958年、アメリカ空軍のX-15テストパイロットチーム:ダイダロスは、米国初の宇宙飛行士になるはずだった。 しかし、直前になってアメリカ政府はダイダロス計画を中止。新設されたNASAが選んだのはチンパンジーだった(※マーキュリー計画)。 彼らは宇宙へ行く夢を諦め、技術者として勤務し、やがて退役した。 時は流れ、計画中止から40年余。 妻と共に郊外の一軒家でのんびりと暮らしていたダイダロスのメンバー、フランクをNASAが突然呼びよせる。 衛星軌道上で旧ソ連によって作られ、ソ連崩壊後のロシアで引き続いて使われている通信衛星「アイコン」が故障。ロシアと協力して修理を行うことになったNASAが調査したところかつてアメリカが作った宇宙ステーション「スカイラブ」と同じシステムが使われていたことが判明。 しかし、システム自体が古いため設計に関わった者の多くが既に死亡している中、修理できるのは数少ない生き残りであるフランクだけだったのだ。 なぜ自分の設計が旧ソ連の通信衛星に使われていたのか。NASAへの疑いとかつての屈辱は膨らみ、今もNASAに留まって出世コースを歩んでいたかつての上官・ガーソンをけしかけチーム・ダイダロスの宇宙行きを約束させる。 操縦技術を活かし曲芸パイロットになっていたホーク、機械技術を活かしジェットコースター技師になっていたジェリー、何故か宗教に目覚め牧師になっていたタンク。 かつての仲間達が集まり、老人飛行士と笑われ、若い飛行士たちは老人をバカにして栄養ドリンクを届ける。返しに老人たちはベビーフードを届ける。「年寄りは何十年前のことは覚えていても、今朝食べたものは忘れている」といわれ、一生懸命、朝食のメニューを口にしたり、奮闘する。 過酷な訓練を終え、チーム・ダイダロスは遂に宇宙へと飛び立つ。 しかし、目の当たりにした「通信衛星」アイコンの正体は核ミサイル6発を搭載した自衛能力付きのミサイル衛星だった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スペース・カウボーイ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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