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スペース・シャトル : ウィキペディア日本語版
スペースシャトル

スペースシャトルとは
#NASAの再使用可能な宇宙船のこと。
#スペースシャトルのオービタの部分の俗称。
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スペースシャトルSpace Shuttle)とは、アメリカ航空宇宙局(NASA)が1981年から2011年にかけて135回打ち上げた、再使用をコンセプトに含んだ有人宇宙船〔もともと「再使用」というコンセプトが強調されていたが、結果として出来上がったシステムでは、打ち上げられる各部分の全てが再利用できていたわけではなく、オービタ部分は繰り返し使用されたものの、外部燃料タンク(打ち上げ時にオービタの底側にある赤色の巨大なタンク)等は基本的には使い捨てであった。〕のことである。
== 概要 ==
初飛行は1981年、2回目の飛行は1982年で、2011年7月の135回目の飛行をもって退役した。
スペースシャトルは宇宙輸送システム(Space Transportation System, STS)あるいはスペースシャトル計画の一環としてもちいられた。STSの開発とシャトルの飛行は、基本的にアメリカの資金によって行われた。主な使用目的は、NASAのおかれた様々な政治的状況や起こしてしまったシャトルの事故も影響して、およそ10年ごとに大きく変遷してきた〔地球ドラマチック「さようならスペースシャトル ~栄光と挫折の30年~ 」前編および後編。イギリスの放送局の制作した番組。日本ではNHKによる放送、前編2012年1月21日および後編1月28日(再放送、1月30日および2月6日)。〕が、数々の人工衛星宇宙探査機の打ち上げ、宇宙空間における科学実験、国際宇宙ステーション(International Space Station, ISS)の建設などである。なおシャトルはNASAによってだけでなく、米国国防総省、また欧州宇宙機関ドイツ等の軌道上実験にも使用された。
シャトルは再使用型宇宙往還機であり、軌道船(Orbitor Vehicle, OV)、外部燃料タンク(External Tank, ET)、固体燃料補助ロケット(Solid Rocket Booster, SRB)の三つの部分によって構成されている〔Shuttle Basics . NASA.〕。ETとSRBは上昇中に切り離され、軌道船(OV)のみが地球周回軌道に到達する。発射時には機体は通常のロケットと同じように垂直に打ち上げられるが、軌道船は水平に滑空して帰還・着陸し、再使用のために整備された。SRBはパラシュートで海に降下し、回収船で回収されて整備した後、推進剤を再充填して再利用された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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