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スマートブック(Smartbook)は、ほぼスマートフォンとネットブックの中間に位置する、インターネット用モバイル情報端末の1つである〔。 == 構成 == スマートブックの公式な規定は存在しないが、一般に以下のような構成のものを指す。 * Qualcomm Snapdragon、およびNVIDIA Tegra 250などのARMコアをベースとしたプロセッサ * 4-10型カラー液晶画面 * フルキーボード * NANDフラッシュメモリ(HDDを使わない) * Linux系OS * 3G通信、無線LAN、Bluetooth、GPS機能内蔵 プロセッサはスマートフォンにも使われているARMコアの中でも比較的上位のものが当てられ、多くのネットブックで使用されるAtom+チップセットよりも低消費となる。カラー液晶画面は4-10型程度でスマートフォンと同等か少し大きめで、ネットブックよりは小さめのものが使用される。液晶画面にタッチスクリーン機能が付くものもある。フルキーボードが必ず付く。記憶装置はHDDは使わずにNANDフラッシュメモリを使うことで小型で低消費電力になる。OSにはLinux系が使われ、デスクトップ系OSをスマートブック用にカスタマイズしたものもしばしば見られる。英Canonical社がARMアーキテクチャ向けのUbuntuを開発している他、米グーグル社のChrome OSの採用も今後は見込まれる。 重量は約900g(2ポンド)以下、厚みも20mm以下で8時間以上の電池駆動が可能とされる。当初、SCAD大学と米フリースケール・セミコンダクタ社がスマートブックのコンセプトモデルとして発表したものは奇抜なデザインだった。今後、全体の配置や外形はネットブック型のクラムシェル式に開くものか、一部のスマートフォンのようにスライド式キーボードを備える形式が主流となる可能性がある〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スマートブック」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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