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スモレンスク公国[すもれんすくこうこく] スモレンスク公国()は、12世紀 - 14世紀にスモレンスクを首都として成立したルーシ諸公国の1つである。公国の歴史を概括すると、13世紀半ばには西接するポロツク公国に干渉するなど勢力を伸ばしたが、モンゴルのルーシ侵攻の後、強大化したリトアニア大公国・モスクワ大公国の狭間で弱体化し、最終的にリトアニア大公国に組み込まれた。 (留意事項)本頁の地名表記には旧称で表記されているものがある。必要に応じて各頁を参照されたし。 ==地理==
スモレンスク公国は、ドニエプル川、ヴォルガ川、西ドヴィナ川の三河川の上流域を領土としていた〔川端香男里『 ロシアを知る辞典』395頁〕。この地は東スラヴ民族の部族の居住地としては、クリヴィチ族(スモレンスク・クリヴィチ族)の居住地に相当する。また、公国の領土内をヴァリャーグからギリシャへの道が通過しており、交易は重要な収入源となっていた。首都はスモレンスクにあり、他にも多くの都市を有していた。すなわちベールイ、ヴャジマ、ドロゴブージ、エリニャ、ジィジェツ、ズブツォフ、イジャスラヴリ(現在のどこに当たるかは不明)、クラースニィ(en)、クリチェフ、メドゥイニ、モジャイスク、ムスチスラヴリ、ヴォルシャ、ルジェフ、ロスチスラヴリ、ルドニャ、スラヴゴロド、トロペツ等である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スモレンスク公国」の詳細全文を読む
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