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スライドガラス()は、主に光学顕微鏡を用いた観察の際、微小な試料を載せるために用いるガラス板のことである。スライドグラスとも呼ばれる。 通常、短辺2.5cm程度、長辺7.5cm程度、厚さ1.2mm程度である。 これに試料を乗せ、カバーガラスで挟むなど観察に便利な状態に調製したものをプレパラートと呼ぶ。 == 規格と用語 == ; 切放 : 元の板ガラスから切放しただけで、端面の処理をしていないもの。角が鋭く取り扱いに注意が必要だが、安価である。 ; 縁磨 : 切放と対になる概念で、端面を面取り・研磨したもの。角が取れて取り扱いが安全になっているが、その分だけ高価である。 ; 水(または「水ガラス」) : 通常のソーダ石灰ガラスなどを使用したもの。含まれている鉄分により、薄緑色に着色している。安価である。 ; 白(または「白ガラス」) : ホウケイ酸ガラスなどの無色透明なガラスを使用したもの。やや高価である。 ; フロスト : 長辺一方の端部1cm程度をすりガラスとし、鉛筆などでの書き込みを可能としたもの。 ; ホール : 試料が液体の場合、滴下した試料の保持の便利、あるいは厚みのある試料をカバーガラスでつぶさずにマウントできるように直径1cm程度、深さ0.数mmのクレーター状の穴を設けたもの。かなり高価である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スライドガラス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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