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スライド映写機 : ウィキペディア日本語版
スライド映写機[すらいどえいしゃき]

スライド映写機(スライドえいしゃき)またはスライドプロジェクタ: Slide projector )とはリバーサルフィルムによる写真を見るための光学器械である。
== 概要 ==

スライド映写機は、写真フィルムに光を透過させて映像(静止画)を映し出す装置で、その多くではスクリーンに拡大投影することを目的とした。
元々は幻灯機のようなガラス板に彩色した絵図を投影する装置が存在したが、いつ頃から幻灯機がスライド映写機に変化していったかについては不明な部分も多い。その一方で、スライド映写機を幻灯機と呼ぶ者もいる。
拡大するための映像や図表を小さなフィルムに収めて利用・保管することができたため、収納や携帯の便が良く、また映写機によっては数百人に同時に映像を見せることもできたため、長らくプレゼンテーションや教育の場で使われつづけたが、20世紀末より次第に他の方式に取って代わられるようになっていった(後述)。
なお2000年代に入ってはほとんど使われなくなったこの装置だが、パソコンのパワーポイント(PowerPoint)などの情報機器で静止画画像を自動的に順送りにする表示方法はスライドショーと呼ばれる。これはかつてのスライド映写機が得意とした静止画の連続表示になぞらえた呼び方である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「スライド映写機」の詳細全文を読む



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