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『スライム冒険記』(スライムぼうけんき)は、かねこ統による日本の漫画作品。集英社『Vジャンプ』に1993年7月号から2000年2月号まで連載された。単行本は全4巻。スクウェア・エニックスのコンピュータRPG『ドラゴンクエストシリーズ』のスライムを主人公とした漫画である。 == 概要 == 勇者を目指すスライムとその仲間達が繰り広げる冒険を描いた作品。 『Vジャンプ』が現在のゲーム雑誌の形態で創刊された当初から6年半に渡って連載されて人気を博し、オリジナルアニメも3作品が製作された。 登場人物は大半がモンスターで、モンスターのみで(ドラゴンクエストシリーズにおける)人間と同様の文化を形成している。とはいえ、人間も全く登場しないわけではなく、「人間の女性にのみ変身できる変化の杖」なるものも存在する。 本作連載開始時点の最新作であった『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』の影響が強く出ており、スラきちが炎を吐いたり、ライ蔵がデイン系を使用するといった設定はこれから来ている。 基本的にはギャグ漫画であるが、第20回以降で本作の最終ボスといえる存在「魔龍(マロン)」が物語に絡むようになってからはバトル要素も濃くなっていく(基本はあくまでギャグで、バトルの決着がギャグであることも多い)。 全ページがカラーページとなっている。連載開始当初は1話につき2ページのみであったが、回を重ねるごとにページ数が増加し、第28回以降は1話につき8ページになった。 本作終了後にかねこによって『Vジャンプ』に連載された『スライム大作戦』および『スライムもりもり』は、登場人物や世界設定に一部の共通点があることから本作の続編と見られている。特に『スライムもりもり』は本作と関連性のある人物・用語の再登場が多い。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スライム冒険記」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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