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スラバヤ動物園(、、略称:KBS)は、インドネシア・東ジャワ州スラバヤにある動物園であり、東南アジア最大規模の動物園である〔。 ==概要== スラバヤ動物園はオランダ領東インド時代の1916年に「Soerabaiasche Planten-en Dierentuin(スラバヤ動植物園)」として設立された。これは動物収集家のジャーナリストH.F.K.Kommerが資金援助を得て、自身の収集した動物を基として設立されたものであった。 当初スラバヤ動植物園はKaliondoに建設されたが、1917年に一旦Groedoに移転した後、鉄道会社が駅近くに動物園をつくるメリットを考慮して動物園を招致、1920年にスラバヤのダルモ(Darmo)地区へと移転することになった。 スラバヤ動植物園は開館当初から入場料を取って運営していたが、運営コストの高さから1921年7月22日にはスラバヤ動植物園は閉鎖の危機に追い込まれる。しかし一旦は会合で閉鎖が決定したものの、スラバヤ市政府が閉鎖を認めなかったためその後も存続することとなった。 1923年5月11日に動物園協会が設立されるとスラバヤ動物園の園長が協会の会長を務めることとなり、これ以降市政府の助けを借りながらスラバヤ動物園は徐々に規模を拡大していった。1927年7月3日には鉄道会社により土地32,000m3が動物園の用地として使用されることになった。1940年代には植物園の敷地面積85,000m2も動物園として使用されることとなり、現在は敷地面積が15ha(150,000m2)にまで拡大している。 開園当初は珍しい動物の収集という側面が強かったが、次第に動物保護や教育、研究といった多方面の観点から動物が飼育されるようになった。現在も年を経るごとに動物の種類は増え続けており、国内だけでなく国外の動物も動物園で飼育されている。現在は動物園内に315種類の動物2,806頭が飼育されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スラバヤ動物園」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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