翻訳と辞書
Words near each other
・ スラブ神話
・ スラブ系
・ スラブ系民族
・ スラブ舞曲
・ スラブ舞曲集
・ スラブ行進曲
・ スラブ語
・ スラブ語族
・ スラブ語派
・ スラブ諸語
スラブ軌道
・ スラブ近似
・ スラブ防御
・ スラプスティック喜劇
・ スラベン・ビリッチ
・ スラボニア
・ スラボニア・バラーニャ・西スレム自治組織
・ スラマイン-トゥー
・ スラマドゥ大橋
・ スラマニ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

スラブ軌道 : ウィキペディア日本語版
スラブ軌道[すらぶきどう]

スラブ軌道(スラブきどう)は、鉄道線路あるいは軌道に使われる道床の一種。新幹線高架線路などに多く採用されている。
== 概要 ==
旧来のバラスト軌道では路盤上に砕石による道床を設け枕木レールを敷設する。これに対し、スラブ軌道はコンクリート路盤上に軌道スラブと呼ばれるコンクリート製の板を設置し、その上にレールを敷く構造である。コンクリートによる軌道構造であることから、軌道狂いが発生しにくい省力化軌道の一つである。
同様に省力化軌道である直結軌道では、コンクリートを場所打ちとしているが、スラブ軌道では工場で製作されたプレキャストコンクリートによる軌道スラブ(長さ5m・幅2m・厚さ20cm)を現場に搬入して、コンクリート路盤の上に調整用のセメントとアスファルトの混合モルタル層(厚さ約50mm)を介して設置され、コンクリート路盤に設置された突起コンクリートが軌道スラブの水平方向の力を負担する形で固定して、レールは軌道パットと上下左右に調整できる締結装置を介して軌道スラブ上に敷設される構造である。そのため、従来のバラスト軌道と同じく弾性を有しており、軌道狂いの整正が可能となっている。樋口芳郎東京大学名誉教授、コンクリート工学)により開発された軌道であり、 また、国鉄の取得した特許のなかで、もっとも収益に貢献した例といわれている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「スラブ軌道」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.