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スランプ試験[すらんぷしけん]
スランプ試験(スランプしけん、Concrete Slump Test)とは、凝固前の生コンクリート(生コン)の流動性を示す値であるスランプ (slump)、スランプ値を求める試験のこと。スランプの値が大きくなるほど流動性の高い生コンクリートである。スランプ試験によって求められ、単位はcmで表す。スランプはコンクリート打設作業の難易と効率、ワーカビリティー(workablity) を調べる指標になる。 == スランプ試験の方法 ==
スランプ試験は次のように行われる。スランプコーン (slump cone) と呼ばれる試験用の入れ物に生コンクリート入れ、突棒で攪拌したあとで垂直上にスランプコーンを抜き取り、コンクリート頂部の高さが何cm下がったかを測定する。数値が大きければその分下がっているので生コンクリート流動性が高いといえる。建築ではスランプは15cmから18cmがよく使われる。 なお、あまりにも流動性の高いコンクリートは、スランプコーンを引き抜くと水溜り状に拡がってしまう。その場合はスランプ値の代わりに、試験体の広がりの直径の値をスランプフロー''(slump flow)として用いる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スランプ試験」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Concrete slump test 」があります。
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