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スリュム : ウィキペディア日本語版
スリュム

スリュム()は、北欧神話に登場する霜の巨人の王である。
トールのハンマー「ミョルニル」を盗み出し、引き換えにフレイヤを要求する。
== 神話 ==
古エッダ』の『』は次のような物語を伝えている〔『エッダ 古代北欧歌謡集』89-92頁。〕。霜の巨人であるスリュムはトールのハンマーを盗み出す。あてをつけて訪ねてきたロキに、交換条件としてフレイヤを妻にする事を要求した。悩んだ神々は、ヘイムダルの案でトールを女装させ送り込む。そしてロキはその侍女に化けて、スリュムをうまくごまかし、すっかりそれに騙されたスリュムは、女装したトールの膝にミョルニルを置いてしまう。そうなった以上スリュムに抵抗する術は無く、結局は殴り殺されてしまう。また、スリュムには姉がいたが、トールらに持参金を求めた彼女も、当然同じ運命を辿る。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「スリュム」の詳細全文を読む



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