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スリランカの仏教 : ウィキペディア日本語版
スリランカの仏教[すりらんかのふつきょう]
スリランカの仏教では、スリランカにおける仏教について記す。
==概要==
南伝仏教とも呼ばれるスリランカの仏教は、分別説部赤銅鍱部)の流れを汲み、パーリ語経典を奉じる上座部仏教と称する仏教であり、シンハラ人を中心に信仰を集める。ミャンマータイなど東南アジアに広まった上座部仏教は、このスリランカの仏教が起源である。
比丘サンガのシステムが堅持されており、出家者は比丘の戒律(具足戒)を守り、瞑想修行を通じて、涅槃への到達を目指す。北伝仏教の大乗仏教側からは、個人の覚りを優先する小乗仏教と呼ばれることもあったが、この語は蔑称である。
7歳を過ぎれば誰でも出家ができるが、多くの者は10歳前後に得度式を受けて剃髪し、十戒を授かってサーマネラ(沙弥)という見習僧になり、指導僧について修行して10年ほどたつと、ウパサンパダー(具足戒)を受けて正式な僧侶比丘)になり、227戒の遵守が義務付けられる。出家そのものは誰にでも可能だが、シャム派は教団への加入をゴイガマ(農民)カーストに限定している〔橘堂 正弘『スリランカ仏教教団のカースト問題 』CiNii 論文〕。
一般の者(在家)は、不殺生(生き物を殺さない)、不窃盗(与えられないものをもらわない)、不邪淫(みだらな行為をしない)、不妄語(嘘をつかない)、不飲酒(酒類を飲まない)の五戒(パンチャ・シーラ)を守り、比丘サンガに帰依して、食事や日用品を寄進する布施(ダーナ)を通して功徳(ピン)を積む。一般の人々は、功徳積み(ピンカマ)によって、来世でよりよい地位に生まれ変わると信じている。
スリランカ憲法第9条には、仏教に「第一の地位」を与えると明記されてはいるが、仏教が公的には国教ではないことは確かである

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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