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スルガスペイン
スルガスペインとは、サラブレッドの日本の競走馬である。北関東競馬と上山を通じて、当時のサラブレッド系競走馬の日本新記録となるデビュー以来14連勝を達成。のちに南関東へ転ずると金盃を制したほか、帝王賞でも2年連続で3着するなどの活躍を見せた。1995年の金盃競走中に故障を発生し、予後不良と診断され安楽死処分となっている。上山時代はその圧倒的な強さから上山のオグリキャップ〔地元の一般紙によりつけられたもの。地方競馬全国協会『Furlong』1992年2月号、40頁。なお、蛇足ながらスルガスペインの毛色は鹿毛であり、オグリキャップはデビュー戦をマーチトウショウの2着に敗れている。〕の異名もとった。 ※以下、馬齢はすべて2000年以前に使用された旧表記(数え年)にて記述する。 == 戦績 ==
=== 宇都宮時代 === 宇都宮競馬場の花塚進厩舎に入厩したスルガスペインの競走馬としての初出走は遅く、4歳の夏も終わろうかという1990年8月31日のことだった。すでに新馬戦、未出走戦はない時期であったから4歳の条件戦に出走することとなったが、2着に1馬身差、3着馬は2秒以上引き離す走りをみせて軽快に初出走初勝利を挙げる。その後は古馬と混じって下級条件戦を1ヶ月に1~2走のペースで順調に使われると、一度も敗れることがないまま翌1991年4月23日、5歳となったスルガスペインは宇都宮でのC2戦でデビュー以来10連勝を達成した〔この間、一度だけ内田利雄騎手に乗り変わったほかは、一貫してデビュー戦にも騎乗した当時の宇都宮競馬リーディングジョッキー、青木秀之騎手が騎乗している。〕。奇しくもこの同じ日、船橋競馬場ではアクチブハトリが同様にデビュー以来10連勝を決めており、下級条件馬でありながらスルガスペインはこのアクチブハトリとともに、当時『Furlong』上に設けられていたニュース短信コーナーで取り上げられている〔地方競馬全国協会『Furlong』1991年6月号。〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スルガスペイン」の詳細全文を読む
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