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スル・ニセフォール・ソグロ : ウィキペディア日本語版 | ニセフォール・ソグロ
ニセフォール・ソグロ(Nicéphore Soglo、1934年11月29日 - )は、ベナンの政治家。1990年から1991年まで首相を務めたのち、1991年から1996年まで大統領職にあった。2003年から2011年現在にいたるまで、国内最大都市コトヌーの市長を務めている。 ソグロはトーゴで生まれ、パリ大学で法学と経済学を学んだ後、ベナン(当時のダホメー)に帰国し、叔父のクリストファ・ソグロ大統領の下で会計検査官を務めた後、スル・ミガン・アピティ政権の下で引き続き財政に携わった。1972年にマチュー・ケレクによるクーデターが起きるとソグロは出国し、国際通貨基金に、ついで世界銀行に勤務した。 1980年代末にはケレク政権は経済運営の失敗から国内での不満が高まり、複数政党制が導入され、ソグロは帰国して首相に就任した。1991年の選挙でソグロはケレクを破り、大統領に就任した。ソグロはIMF流の構造調整政策を持って経済再建に当たったが、国民に痛みを与えるものだったため国内の不満は高まっていった。 1996年の大統領選挙で、ソグロはケレクに敗れ下野した。ソグロは選挙の不正を訴えたものの、最高裁によってこの訴えは退けられた。2001年の大統領選挙で、ソグロは再びケレクに敗れ、大統領には70歳以上のものは立候補できないという憲法上の規定によって、次回大統領選のある2006年に再び大統領に立候補することはできなくなった。 2002年、ソグロはベナン最大の都市であるコトヌー市長選挙に立候補し、当選。2003年よりコトヌー市長となり、2008年の選挙でも再選された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ニセフォール・ソグロ」の詳細全文を読む
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