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スロバキア独立国 : ウィキペディア日本語版
スロバキア共和国 (1939年-1945年)[すろヴぁきあ]

スロバキア共和国(スロバキアきょうわこく、)は、1939年3月14日から1945年5月8日まで存在していた共和国である。ナチス・ドイツの同盟国かつ従属国であった。
スロバキア共和国の法的地位は、ミュンヘン協定の破棄の結果、第二次世界大戦の戦勝国によって、成立の時点に遡及して無効なものであるとされた。このため後のチェコスロバキア共和国(第三共和国)や現在のスロバキア共和国(第二共和国、)は、スロバキア共和国の継承国とはみなされない。
==国名について==
第二次世界大戦後のチェコスロバキア共産党政権時代には、政治的意図から小文字のスロバキア国()の呼称が使われた。1989年の民主化および1993年のチェコスロバキア連邦制解消後はスロバキア第一共和国()や、現在のスロバキアの公的機関であるNation's Memory Instituteが記しているスロバキア共和国()と称されている()。また、薩摩秀登編著『チェコとスロヴァキアを知るための56章[第2版]』においても「『スロヴァキア独立国』(正式国名はスロヴァキア共和国)」との記述がある。
一方で「独立スロヴァキア国」との呼称も見られ、これについて早稲田大学教授の長與進は「スロヴァキア歴史学のアポリア:独立スロヴァキア国の評価をめぐって」の中で、マルクス主義派が「スロヴァキア国、」(語頭が小文字)を、ナショナル派が「スロヴァキア国、」(語頭が大文字)あるいは現在のスロヴァキア共和国との連続性を含意する「第一次スロヴァキア共和国、」を、リベラル派はナショナル派が用いる「第一次スロヴァキア共和国」を避けて、語頭の大文字小文字に関係なく「スロヴァキア国、」をそれぞれ用いており、それらの論争と一線を画するためとしている(p. 81)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Slovak Republic (1939-45) 」があります。



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