翻訳と辞書 |
十日間戦争[とおかかんせんそう]
十日間戦争(とおかかんせんそう)またはスロベニア独立戦争()は、1991年、スロベニアの独立宣言を受けてユーゴスラビア連邦軍が、スロベニアに侵攻して展開された戦闘である。この戦闘自体は1991年6月27日から10日間程度で終結したが、この戦争が泥沼化するユーゴスラビア紛争の嚆矢になった。スロベニア自体は独立反対派の急先鋒であったセルビアと直接国境を接しておらず、スロベニアとセルビアの間にあったクロアチアも同時に独立を宣言したため、セルビアの戦闘継続能力が削がれた事と、スロベニア国内にセルビア側に加担する動きが皆無だった事がこの戦争の短期間での終結に繋がった。スロベニアに侵攻した連邦軍の司令官はスロベニア人だった。 == 背景 == 当時のスロベニアの特徴としてユーゴスラビア構成国の中では最も高い経済水準、そして民族の均一度の高さがあった。また1980年代以降ユーゴスラビア全土に広まったナショナリズムの傾向も背後にあった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「十日間戦争」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Ten-Day War 」があります。
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|