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スロー・トレイン・カミング : ウィキペディア日本語版 | スロー・トレイン・カミング
『スロー・トレイン・カミング』(Slow Train Coming)は、1979年にリリースされたボブ・ディランのスタジオ・アルバム。ユダヤ教の教えで育ってきたディランが、1978年末にボーン・アゲイン・クリスチャンとなったことを反映して、ゴスペルの色が強い作品となった。 ビルボード200チャートで最高3位、全英アルバム・チャートで2位を記録した。RIAAによりプラチナ・ディスクに認定されている。
== 解説 == 1978年11月17日、サンディエゴでコンサートを行っていたディランは、客席から投げ入れられた銀の十字架をポケットに入れた。数日後、その十字架に触れた時、ディランは神の啓示を受けたという〔日本盤CD(SRCS 6338)ライナーノーツ(北中正和、1993年7月)〕。1979年に入ると、3か月に渡り、本格的に聖書を学んだ。ディランはキリスト教の中でも特に根本主義に影響を受けたとも言われていたが、1990年代にはディラン自身がそれを否定〔『KAWADE夢ムック 文藝別冊 総特集ボブ・ディラン』(河出書房新社、2002年、ISBN 4-309-97632-8)p.58-59, 145, 166〕。 1979年5月、キリスト教を反映した新曲をレコーディング。プロデューサーは、アレサ・フランクリン等を手がけたジェリー・ウェクスラーと、マッスル・ショールズ・サウンド・スタジオのキーボーディストであるバリー・ベケットの2人。ダイアー・ストレイツのマーク・ノップラーとピック・ウィザースもセッションに参加した。ディランは本作の音作りに関して「プロのアルバム」と語っている〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スロー・トレイン・カミング」の詳細全文を読む
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