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スワード半島 : ウィキペディア日本語版
スワード半島[すわーどはんとう]

スワード半島(スワードはんとう、Seward Peninsula)は、アメリカ合衆国アラスカ州の西部にある大きな半島北極圏のすぐ南側にあり、北アメリカ大陸から西へ長さ320kmにわたって伸び、ベーリング海峡の最も狭い部分をなす。半島の幅は145kmから225kmほど。北岸はチュクチ海に、南岸はベーリング海に面しており、半島の北にはコツビュー湾(コッツビュー・サウンド、Kotzebue Sound)が、半島の南にはノートン湾がある。半島の先端は、アメリカ大陸の西端でもあるプリンスオブウェールズ岬で、84km先にはロシアチュクチ半島デジニョフ岬がある。半島の名は、1867年にロシアからアラスカを購入した当時の国務長官ウィリアム・スワードの名にちなむ。
== 人口 ==

スワード半島にはエスキモーイヌピアト族が住む。人口3,508人(2005年調査〔 Alaska Communtiy Database Community Information Summary 〕)のノームを始め、シシュマレフ(Shishmaref、581人)、バックランド(Buckland、434人)、コユク(Koyuk、350人)、ブレビグ・ミッション(Brevig Mission、327人)などの町が点在する。また鉱山の村もいくつか点在するが、これらは地元の人々が訪れるだけで通年の住民はいない。またアメリカ沿岸警備隊ロラン局が半島先端のポート・クラレンス(Port Clarence)にある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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