翻訳と辞書 |
スンスネオ スンスネオ(ZunZuneo)とは、アメリカ合衆国国際開発庁(USAID)が2010年から2012年にかけて、総額160万ドル程度を投じ〔「ツイッターでキューバ転覆」陰謀 米当局が開発・運用 AP報道 2014年4月5日 フジサンケイ ビジネスアイ〕 キューバの利用者向けに運用していたソーシャル・ネットワーキング・サービス、ミニブログ。「スンスネオ」とはキューバでハチドリのさえずりを意味するスラングである。 == 概要 == キューバ政府は情報技術の普及や、海外からの情報の入り口となるインターネットの利用を制限〔SNSでキューバ政府の転覆狙った?米政府は否定 2014年4月4日 CNN〕していたが、2008年に初めて携帯電話やパソコンの使用が認められたことを受け〔、USAIDは規制を掻い潜り携帯電話のテキストメッセージを利用〔して創設〔米政府、SNSで対キューバ工作 2014年4月6日 ウォールストリートジャーナル〕。キューバ国民は国営電話網を通じてアクセスし、メッセージを書き込めたという〔。立ち上げた当初はスポーツや天気、雑学などの情報を送信し、利用者の確保に努めていた〔〔。USAIDによると、キューバ国民の相互交流の手助けを名目に、従前の対外人道援助政策の一環として実行に移したとしている〔。 サービスの起源を追跡調査したAP通信の報道によると、USAIDから資金提供を受けた請負業者が「ケイマン諸島のある銀行口座を利用してフロント企業の複雑なネットワークを立ち上げ、合衆国政府との関係を口外しない、信用の置ける役員を採用した」という。合衆国内のサーバーから携帯端末向けのアプリとして送信〔され、請負業者は管理、運用に当たりコスタリカ国内を拠点としていた〔キューバ向けツイッター 米の政権転覆作戦だった 国際法違反と非難 2014年4月29日 しんぶん赤旗〕。 「キューバ版ツイッター」とも渾名されたスンスネオは、少なくとも40000人の利用者を擁したものの、2012年6月に予告無く突然終了。AP通信によると、計画への補助金が打ち切られたために終了したとされる〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スンスネオ」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|