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アークスグループは、北海道と東北地方を中心に店舗を展開するスーパーマーケットチェーンのグループである。 == 概説 == 2002年に地場スーパー2社のラルズと福原が経営統合を行い、(旧)株式会社ラルズが株式会社アークスに商号変更して持株会社となった。近年は「ビッグハウス」「スーパーアークス」と言った大型ショッピングセンターを展開。道内各地のスーパーを次々と傘下に納めており、2009年10月には株式会社札幌東急ストアの全株式を取得し、完全子会社とした(同年11月に社名を東光ストアに変更)。この合併によって、グループ連結の売上高は、大台の3,000億円を突破し、道内の競合他社から頭一つ飛びぬける形となった。 2011年6月には青森県八戸市に本拠を置く株式会社ユニバースを経営統合すると発表し、同年10月をもってユニバースはアークスの完全子会社となった〔ユニバースとアークス経営統合へ 東奥日報:2011年6月29日(2011年6月30日閲覧)〕〔「反イオン、南進するアークス M&A、求心力は対抗意識 編集委員 中村直文」『日本経済新聞朝刊』 2014年11月24日〕。これによって、初の道外進出を果たしたアークスは売上高にして4,000億円を突破し、国内の食品スーパーでは2位(1位はライフコーポレーション)、総合スーパーでも7位の企業規模となった。また2011年9月には、網走市内に店舗を展開している篠原商店を子会社化するなど、道内の中小スーパー(50~100億円規模)を次々にグループ傘下に収め、さらなる規模拡大が図られた。 2012年9月1日、株式会社ジョイス(本社:盛岡市)を株式交換により完全子会社とした他、2014年9月1日には、同様に盛岡市に本社を置くベルプラスを傘下に置くベルグループを経営統合し完全子会社とした〔、さらに2016年3月1日、ジョイスがベルプラスを吸収合併。商号をベルジョイスに変更した。また併せて同日には道東ラルズが篠原商店を吸収合併。道東アークスとして新発足する。 このほか2016年2月5日、完全子会社であるラルズがスーパーチェーンシガを運営する丸しめ志賀商店(本社:余市町)と同社関連会社を買収した。ラルズはシガの店舗だけでなく従業員や取引先も引き継ぐ方針である。 なお、旧法人名は大丸スーパーであるが、札幌市にも店舗を置く大手百貨店大丸や系列スーパーだった大丸ピーコック(現・イオンマーケット)とは無関係である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アークスグループ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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