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コーディネイター(Coordinator)とナチュラル(Natural)は、テレビアニメ『機動戦士ガンダムSEED』および『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場する架空の人種概念。 == それぞれの名前の由来 == 「コーディネイター」とは「遺伝子を調整された」ということに由来する。それに対して遺伝子調整されていない通常の人類は「ナチュラル」と呼ばれるようになった。 『機動戦士ガンダムSEED』シリーズにおける「コーディネイター」とは、 「遺伝子調整によってあらかじめ強靱な肉体と優秀な頭脳を持った新人類」〔(『データコレクション機動戦士ガンダムSEED 上巻』メディアワークス2004)〕 と定義される。 ただ、本来の「コーディネイター」とは「新たに生まれるであろう新人類と人類の架け橋となる調整者となるように」と、最初のコーディネイターのジョージ・グレンによって命名されたものであった〔ときた洸一『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』 第3巻 p76より。〕。ところが、その後のコーディネイター作出が「高い金を出し」て「他者より強く!他者より先へ!他者より上へ!」〔『機動戦士ガンダムSEED』第43話におけるラウ・ル・クルーゼの説明による。〕といった社会的勝利の先約を動機とする優生学的なものであったため、必然的にコーディネイター自身が選ばれた新人類であるとする選民思想に取って代わられていき、やがてそれがプラント在住者の中心的イデオロギーとなる。その一方、ナチュラル側も自分たちに比べると能力面における優秀な人材である事実を妬むがゆえに差別意識が生じ、両者の間で確執が生じてゆく。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コーディネイターとナチュラル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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