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ズサ (ZSSA) は、テレビアニメ『機動戦士ガンダムΖΖ』、小説およびOVA『機動戦士ガンダムUC』に登場する架空の有人式人型ロボット兵器。 ネオ・ジオン軍の中距離支援用量産型モビルスーツ (MS) 。劇中序盤では、ネオ・ジオン将校のマシュマー・セロが搭乗する。 本項では、バリエーション機やテレビアニメ『∀ガンダム』に登場するズサンの解説も併記する。 == 機体解説 == 近接戦闘用MSであるガルスJの後方支援を目的とした機体。第一次ネオ・ジオン抗争初頭にマシュマー・セロの手によって実戦試験が行われ、その結果が良好であったことから量産化が決定。ネオ・ジオン軍の地球圏侵攻作戦に合わせ、相当数が配備された。 大型化が著しいU.C.0090年代前後のMSの中では全高15メートルという小型機であるが、火器を内装した大型複合ブースターユニットを背面に装着することで、当時の一般的なMSを凌駕する火力と推力を発揮する。最大の武器は脚部やブースターに大量に内蔵されたミサイルであり、弾幕による中距離飽和攻撃において威力を発揮する。腹部には高出力の拡散ビーム1門を備え、一撃の破壊力にも秀でている。基本的には支援用だが、両脚に合計4基のビーム・サーベルを格納しており、ブースターを排除することで接近戦にも対応できる。さらにブースターの大推力を活用した一撃離脱戦法による強襲攻撃や爆撃、拠点防衛など、終戦に至るまで多岐に渡り運用された。 ブースターはほかのネオ・ジオン製MSとも一定の互換性を持ち、MS本体の推進剤を節約しつつ戦場に輸送するサブフライトシステム的な運用も想定されている。さらに内部には標準的なリニアシート型コクピットを備えており〔プラモデル『1/144 ズサ』取扱説明書より。〕、単体の宇宙突撃艇としての運用が可能となっている。また、積載されたミサイルを炸薬としてそのまま敵機に体当たりする特攻運用も考慮されていた〔。 『ZZ』本編中ではブースター単体運用はされないが、後年のゲーム作品でズサ・ブースターという名称で登場している。 ; 劇中での活躍 : スペースコロニー「シャングリラ」で、マシュマー機がジュドー・アーシタ搭乗のΖガンダムと交戦。コロニー内でのマシュマー機は肩部にミサイルポッドのみを装着して出撃するが、設定画やプラモデルでは肩部ミサイルポッドはバックパックに接続される構造であるため、どのようにして装着していたかは不明。 : カラーリングは通常のイエローとグレミー軍仕様のグレーの2種類が存在。『機動戦士ガンダムΖΖ』第46話では、バウ用のビーム・ライフルを装備した機体が登場する。 : 『機動戦士ガンダムUC』では、ジオン的なグリーンへの再塗装および、「袖付き」所属を示すエングレーブ調の装飾が両手首に施され、テニスン艦隊指揮の下で稼動している。OVA版では、ギラ・ドーガのビーム・マシンガンとシールドを装備。火力支援のみならず、MSとの直接戦闘も想定されている。また、新たに描き起こされた設定画により、肩部ミサイルポッドは前後に分割され、ズサ本体とブースター側両方と接続する構造に改められ、上述のマシュマー機の装備形態を無理なく再現できるように配慮されている。Ep7では、1機がケンプファー用ショットガンを装備して、シュツルム・ガルスとともにネェル・アーガマに取り付き、本来のコンセプトどおりの後方支援(というより至近での援護射撃)を行っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ズサ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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